Technology Reports
片山技報(片山ストラテック)
当社では、研究・開発成果、工事情報をまとめた「片山技報」を定期的に発行していました。
バックナンバー
巻頭言 | 「良き技術者」を目指して | 橋田 知幸 | 1 |
特別寄稿 | 海溝型長周期地震動と鋼構造超高層建物 | 吹田 啓一郎 | 2 |
論文 | 摩擦接合用の高力スタッドボルト(F8T相当)の開発とすべり挙動に関する実験的研究 | 彭 雪 奥村 学 |
9 |
報告 | 鋼製橋脚と剛結された5径間連続非合成I桁橋の設計と製作 -(修)臨海副都心入口上部・橋脚工事- |
木村 恭介 安保 文博 栗下 健児 |
15 |
巨大トラス連絡橋を有するターミナルビルの鉄骨製作 -成田国際空港PTB50・60番台固定ゲート増築工事- |
近藤 厚志 長久 靖典 米本 栄一 |
22 | |
橋面上にカウンタウェイトを設置した支承取替工事 -支承補修工事(25-大管)- |
西川 敏明 宮下 英明 水野 勝 |
28 | |
市街地交差点における単純合成細幅箱桁橋の送出し架設 -和歌山岬道路大谷橋鋼上部工事- |
水野 勝 |
34 | |
城東貨物線の旅客化に伴う橋梁の新設・改修工事における環境対策 -おおさか東線都島地区路盤新設他工事- |
倉脇 大 定岡 臣幸 南 眞吾 |
40 | |
デジタルカメラ計測PIXXISの現場適用 | 田中 伸也 長沼 健 石見 弘文 畠山 澄士 |
46 | |
紹介 | (仮称)読売新聞東京本社ビル新築工事の概要 | 鉄構事業部 鉄構工務部 |
52 |
大阪工場における鉄構生産再開と生産体制の整備 |
橋梁事業部 大阪工場 |
54 | |
(修)臨海副都心入口上部・橋脚工事 -橋脚に剛結された5径間連続I桁橋- |
橋梁事業部 東京本店 東京設計課 |
56 | |
和歌山岬道路大谷橋鋼上部工事の概要 -交差点を跨ぐ鋼単純合成細幅箱桁橋- |
鉄構事業部 鉄構システム部 |
58 | |
九年橋歩道橋上部工製作架設工事の概要 -280mを送出す鋼7径間連続箱桁橋- |
橋梁事業部 大阪工場 設計部 |
60 | |
藤株こ道橋上部工工事の概要 -幅員の広いインテグラルアバット橋- |
橋梁事業部 大阪工場 設計部 |
62 | |
福知山道路 福知山大橋歩道橋設置工事の概要 -既設PC橋の架替工事- |
橋梁事業部 工事部 |
64 | |
KAPシステムの紹介(25) -VPSを使ったKAPシステムのクラウド化- |
鉄構事業部 鉄構システム部 |
66 | |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 68 |
巻頭言 | 技術者の夢 | 石原 靖弘 | 1 |
特別寄稿 | 鋼橋の水害対策に向けて | 伊津野 和行 | 2 |
論文 | 鉄骨梁貫通孔補強工法(EGリング工法)の適用拡大 | 沼田 俊之 橋田 知幸 向出 静司 多田 元英 |
10 |
鋼ポータルラーメン橋の実橋載荷試験 | 片山 和也 山本 正寿 永田 敏春 大久保 宣人 |
22 | |
報告 | 久宝寺高架橋拡幅部の設計と施工 -八尾パーキングエリアオフランプ橋(鋼上部工)工事- |
山本 将士 今中 勇樹 |
28 |
“曲率半径R=160mを有する箱桁の送出し架設 -地方特定道路整備工事(高峠1工区)-” |
野神 秀雄 岡崎 真 |
33 | |
“橋上クレーン工法による変断面細幅箱桁橋の架設 -社会資本整備総合交付金(改築)工事(行田大橋上部工その1)-” |
吉川 彰彦 坂本 淳平 |
38 | |
“市街地交差点における歩道橋撤去及び新設工事 -H24神奈川二丁目他歩道橋上部工事-” |
木原 亨 南 眞吾 |
44 | |
紹介 | (仮称)読売新聞東京本社ビル新築工事の概要 | 鉄構事業部 鉄構工務部 |
48 |
大阪工場における鉄構生産再開と生産体制の整備 |
橋梁事業部 大阪工場 |
50 | |
(修)臨海副都心入口上部・橋脚工事 -橋脚に剛結された5径間連続I桁橋- |
橋梁事業部 東京本店 東京設計課 |
52 | |
和歌山岬道路大谷橋鋼上部工事の概要 -交差点を跨ぐ鋼単純合成細幅箱桁橋- |
鉄構事業部 鉄構システム部 |
54 | |
九年橋歩道橋上部工製作架設工事の概要 -280mを送出す鋼7径間連続箱桁橋- |
橋梁事業部 大阪工場 設計部 |
56 | |
藤株こ道橋上部工工事の概要 -幅員の広いインテグラルアバット橋- |
橋梁事業部 大阪工場 設計部 |
58 | |
福知山道路 福知山大橋歩道橋設置工事の概要 -既設PC橋の架替工事- |
橋梁事業部 工事部 |
60 | |
KAPシステムの紹介(25) -VPSを使ったKAPシステムのクラウド化- |
鉄構事業部 鉄構システム部 |
62 | |
環境保全活動の取り組み -環境マネジメントシステムISO14001の運用状況- |
安全・品質管理室 | 64 | |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 66 |
巻頭言は石原靖弘 取締役橋梁事業部長に飾っていただきました。「技術者の夢」と題して、前半では明石海峡大橋に代表される本州四国連絡橋建設の20年あまりに及ぶ橋梁技術者が「夢」の実現に邁進したことが述べられています。後半では時代の変遷とともに維持管理事業が重要になってきたことと、その技術確立に向けて若い橋梁技術者が夢を持って取り組むことへの期待が述べられています。
特別寄稿は立命館大学の伊津野和行教授より、「鋼橋の水害対策に向けて」を寄稿して頂きました。東日本大震災等での津波や最近多発する豪雨・洪水による橋梁の被害が増えており、その対策が急務であることが指摘されています。矩形断面を有する桁模型に対する津波荷重についての数値解析が紹介され、技術者が構造物と水との相互作用についての理解を深めることの重要性とフェアリングによる水害対策の有効性が述べられています。
論文は2編が掲載されています。橋梁分野の「ポータルラーメン橋の実橋載荷試験」では、東九州自動車道 成恒橋の実橋において静的載荷試験、振動試験およびFEM解析を実施し変形挙動と計画的予防保全に必要な振動特性の初期値を得たことが述べられています。鉄構分野の「鉄骨梁貫通孔補強工法(EGリング工法)の適用拡大」では、構造実験と解析結果から適用鋼種、塑性領域設置数、軸力作用領域への適用など、EGリングの適用範囲拡大について論じています。
報告は橋梁の現場架設を主に4編が掲載されています。近畿自動車道八尾パーキングエリアオフランプ橋の設計と施工、地方特定道路整備工事「高峠1工区」における曲率半径160mを有する箱桁の送出し架設、「行田大橋上部工その1」における橋上クレーンによる変断面細幅箱桁橋の架設、および神奈川二丁目他歩道橋上部工事では、交通量の多い市街地交差点における歩道橋の撤去と新設工事について報告されています。
紹介では橋梁の工事概要の紹介が5編、鉄構の工事概要、大阪工場での鉄構生産再開、KAPシステムと環境マネジメントシステムの紹介がそれぞれ1編掲載されています。
巻頭言 | 匠の養成 | 小澤淳 | 1 |
特別寄稿 | 限界状態設計法と維持管理 | 奥井義昭 | 2 |
論文 | 既設鋼床版Uリブの溶接補修部の応力性状と疲労試験 | 山野修 奥村学 大久保宣人 |
8 |
厚板SA440鋼の四面BOX・サブマージアーク溶接実験 -溶接諸性能に及ぼす自己溶接熱による保温効果- |
沼田俊之 長久靖典 橋田知幸 藤平正一郎 |
14 | |
ケーブルエレクション直吊り工法を用いた単純箱桁橋の架設 -常磐自動車道 大清水橋(鋼上部工)工事- |
坂本淳平 成松亮一 |
19 | |
報告 | 形状が複雑なトラス歩道橋の振動使用性評価 -阿倍野歩道橋架替工事- |
南真吾 中西博昭 夏秋義広 |
24 |
国内最大級の支間を有する鋼ポータルラーメン橋の設計と施工 -東九州自動車道 山国川橋(鋼上部工)工事- |
片山和也 山本正寿 山野修 永田敏春 |
30 | |
桁下制約条件により複数の架設工法を併用した橋梁架設 -さがみ縦貫 小倉第二高架橋上部工事- |
田中啓介 水野勝 倉脇大 |
36 | |
紹介 | 仙台松島(Ⅶ)橋梁上部工 堤大橋工事の概要 -比較的長い中央径間を有する2主I桁橋- |
橋梁事業部 技術本部 設計部 |
42 |
一般県道粟倉飯富線 早川橋梁上部工製作工事の概要 -マルチストランドケーブルを用いたニールセンローゼ橋- |
橋梁事業部 技術本部 設計部 |
44 | |
朝霞大橋2期線上部工1工区の概要 -鋼7径間連続非合成少数鈑桁橋- |
橋梁事業部 技術本部 設計部 |
46 | |
KAPシステムの紹介(24) -BIM設備設計との連携- |
鉄構事業部 鉄構システム部 |
48 | |
マネジメントシステムのさらなる発展 -ISO14001の認証取得と統合マネジメントシステムの構築- |
品質保証室 ISO推進課 |
50 | |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 52 |
巻頭言は小澤淳 取締役常務執行役員に飾っていただきました.熟練工の不足が建業界の課題となる中,「匠の養成」と題して,匠の技・匠の心を若い技術者・技能者へどのように伝えるかが述べられています.
特別寄稿は埼玉大学の奥井教授より,「限界状態設計法と維持管理」について玉稿を執筆していただきました.既設橋の維持管理コスト縮減は国土交通行政の課題の一つです.限界状態設計法で既設橋の耐力を評価するという考え方は,維持管理コスト縮減という観点から今後の展開が期待されるところです.
近年,既設鋼床版橋梁の疲労き裂が問題となっています.Uリブのビード貫通き裂の補修・補強技術として溶接補修工法が挙げられますが,溶接補修後の疲労耐久性を検証した事例は少ない状況です.「既設鋼床版Uリブの溶接補修部の応力性状と疲労試験」では,溶接補修後の疲労耐久性を板曲げ疲労試験で確認しました.有用な知見が得られており,更なる研究が望まれます.
「形状が複雑なトラス歩道橋の振動使用性評価 – 阿倍野歩道橋架替工事 -」では,大阪市の天王寺・あべのターミナル駅に架け替えられた阿倍野歩道橋の振動計測と振動使用性の評価結果について報告しています.揺れにくく歩行者に優しい膜屋根を有した阿倍野歩道橋は,デザイン的にも優れており,「あべのハルカス」との相乗効果で,地域のシンボルとなることを期待します.
巻頭言 | 技術者への期待 | 三田村卓治 | 1 |
特別寄稿 | 橋は揺れている -橋梁交通振動の今昔- |
川谷充郎 | 2 |
論文 | 繰返し荷重下にある鋼橋の溶接補修法の提案 | 上野康雄 藤平正一郎 金裕哲 |
10 |
Uリブ内面をすみ肉溶接した鋼床版構造の応力性状と疲労試験 | 奥村学 上野康雄 大久保宣人 夏秋義広 藤平正一郎 |
22 | |
合成床版ブロック型試験体を用いた横波振動法による損傷検出 | 山本将士 大久保宣人 |
30 | |
報告 | 主桁高が複雑に変化する曲線トラス橋の製作・施工 -大阪市建設局 阿倍野歩道橋架替工事- |
田中伸也 鶉野貴 中西博昭 南眞吾 |
36 |
敦賀ジャンクション橋の設計とロードヒーティングの各種検討 -舞鶴若狭自動車道 谷川橋他1橋(鋼上部工)工事- |
山野修 山本将士 向江淳一 西田敏之 |
42 | |
都市高速道路の鋼床版疲労損傷対策の施工 -阪神高速技術 鋼構造物補修工事(23-土木)- |
桑原裕次 田中宏 上野康雄 |
48 | |
鋼箱桁橋 桁端部の補修 -関門自動車道 和布刈高架橋支承取替工事- |
山口史夫 宮下英明 田中伸也 |
53 | |
鋼単純ポータルラーメン橋の実橋載荷試験 -大阪市建設局 大黒橋架替工事- |
吉川彰彦 本多伸次 |
59 | |
1000N級建築用鋼材「BT-HT880C」を使用した建築鉄骨の製作 -新日鐵住金(株)技術開発本部尼崎研究開発センター1号館新築工事- |
中野裕通 沼田俊之 岡本一範 米本栄一 橋田知幸 |
64 | |
極厚SA400鋼材を使用したメガトラス部材の製作 -中之島フェスティバルタワー新築工事- |
米本栄一 米良秀隆 大坪聡 |
72 | |
限界状態設計法に基づく二重合成2主I桁橋の試設計 | 片山和也 山野修 大久保宣人 |
81 | |
紹介 | さがみ縦貫小倉第二高架橋上部工事の概要 -長支間合成床版を採用した細幅箱桁橋- |
橋梁事業部 技術本部 設計部 |
88 |
新名神高速道路 高槻ジャンクション橋(鋼上部工)工事の概要 -多種の構造形式を有する橋梁- |
橋梁事業部 技術本部 設計部 |
90 | |
東九州自動車道 山国川橋(鋼上部工)工事の概要 -長支間の鋼ポータルラーメン橋- |
橋梁事業部 技術本部 設計部 |
92 | |
PIXXIS/Plusの紹介 | 橋梁事業部 技術本部 設計部 |
94 | |
歌舞伎座建替計画の概要 | 鉄構事業部 鉄構工務部 |
96 | |
KAPシステムの紹介(23) -Easy-KAPのジャンプ機能- |
鉄構事業部 鉄構システム部 |
100 | |
EGリング(鉄骨貫通孔補強工法)の紹介(その2) -採用実積と技術指導- |
技術研究所 鉄構研究室 |
102 | |
海外文献紹介 | 超音波ピーニングによる溶接部の疲労耐久性向上に関する実験的研究 | 海外文献 翻訳グループ |
104 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 108 |
東日本大震災により,お亡くなりになられた皆様に哀悼の意を表するとともに,被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます.
巻頭言「技術者への期待」は三田村卓治取締役専務執行役員に飾っていただきました.
特別寄稿は神戸大学の川谷充郎教授より,「橋は揺れている-橋梁交通振動の今昔-」をいただきました.先生は学生の頃から40年に渡り一貫して橋梁の交通振動について関わりをもたれています.ここでは先生がこれまで取り組まれてきた研究内容を中心に,その今昔についてわかり易く説明されており,大変有意義な内容となっています.
「繰返し荷重下にある鋼橋の溶接補修法の提案」では,変動荷重下の溶接において問題となる高温割れおよび疲労き裂の発生形態を明確にし,これまでにない補修方法を提案しています.また,「都市高速道路の鋼床版疲労損傷対策の施工」では,鋼床版のデッキプレートとUリブ溶接に発生したビード貫通き裂に対し,CO2溶接による補修事例について紹介しています.このような取り組みを通して,現場で敬遠されがちな溶接補修技術の普及を図っていく所存であります.
「PIXXIS/Plusの紹介」では,アンカー計測に適用した事例等が紹介されています.本システムは,計測後の連携を強化することにより,活躍できる場面が増えていくことが予想されており,今後の技術動向に期待が寄せられています.
「1000N級建築用鋼材「BT-HT880C」を使用した建築鉄骨の製作」では,建築鉄骨の主構造に世界で初めて適用された1000N鋼の鉄骨製作について紹介されています.また,一連の研究開発,本工事の適用に関して,光栄にも(社)日本溶接協会からは「技術賞開発奨励賞」,(社)日本鋼構造協会からは「業績賞」を頂いております.これを励みに一層の普及に向け邁進していく所存であります.
巻頭言 | これからの技術開発 | 夏秋義広 | 1 |
特別寄稿 | 鋼床版の疲労,これまでとこれから | 森猛 | 2 |
論文 | 内面すみ肉溶接による高耐久Uリブ鋼床版構造の提案 |
奥村学 上野康雄 大久保宣人 夏秋義広 藤平正一郎 |
11 |
鋼管ジベルを用いたずれ止めの押し抜き試験 |
山本将士 大久保宣人 |
17 | |
鉄骨梁貫通孔補強工法(EGリング工法)の開発 |
沼田俊之 橋田知幸 向出静司 多田元英 |
23 | |
報告 |
大規模一体化拡幅工事の設計 -首都圏中央連絡自動車道 西久保ジャンクションランプ橋(鋼上部工)西工事- |
吉川彰彦 澤田明宏 畠山澄士 |
28 |
曲線半径の小さな鈑桁橋と箱桁橋の結合部を有する二股橋梁の設計 -舞鶴若狭自動車道 谷川橋他1橋(鋼上部工)工事- |
山野修 宮下英明 |
36 | |
都市高速道路の耐震補強工事の設計・施工 -上部耐震改善工事(20-2-環・池)- |
桑原裕次 宮下英明 |
40 | |
名神高速道路および国道171号と交差する橋梁架設 -名神高速道路 大山崎ジャンクション(鋼上部工)工事- |
井爪規夫 濱田和美 橋爪浩明 |
44 | |
鋼単純鈑桁橋のジャッキアップを併用した当て板補強の施工 -丸亀大橋拡幅工事- |
高橋正 石見弘文 成松亮一 |
50 | |
丸柱橋脚における鋼桁剛結部隅角ブロックの製作 -さがみ縦貫一之宮第六高架橋工事- |
栗下健児 神田敬英 鶉野貴 米本栄一 |
56 | |
1000N級鋼(950N/mm2鋼)の建築構造物への適用性について(その5) -実構造物製作に向けた検討- |
沼田俊之 橋田知幸 多田元英 桑原進 向出静司 多賀謙蔵 |
61 | |
デジタルカメラ計測システムを用いた橋梁付属物のチェックシステム | 田中伸也 | 65 | |
紹介 |
第二東名高速道路 西鞍川橋(鋼上部工)工事の概要 -鋼桁とrc橋脚が剛結された複合ラーメン2主鈑桁橋- |
橋梁本部 技術部門 設計部 |
69 |
国道441号橘橋上部工工事の概要 -側径間が長い複合ラーメン箱桁橋- |
橋梁本部 技術部門 設計部 |
71 | |
関門自動車路 和布刈高架橋支承取替工事の概要 -ゴム支承への取替工事と桁補修工事- |
橋梁本部 技術部門 設計部 |
73 | |
住友不動産(仮称)南平台町計画の概要 |
鉄構造事業部 東京工場 |
75 | |
KAPシステムの紹介(22) -Easy-KAPの汎用加工機能- |
鉄構事業部 システム 開発部 |
77 | |
海外文献紹介 |
ferriby道路橋の長期構造ヘルスモニタリング -無線センサーネットワークの実用化に向けて- |
海外文献 翻訳グループ |
79 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 83 |
東日本大震災により,お亡くなりになられた皆様に哀悼の意を表するとともに,被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます.
巻頭言「これからの技術開発」は夏秋編集委員長に飾っていただきました.
特別寄稿は法政大学の森教授より「鋼床版の疲労,これまでとこれから」をいただきました.土木学会より出版された「鋼床版の疲労(2010年度版)」の一部紹介と森教授の鋼床版に対する私見が述べられており,非常に興味深く有益な内容となっています.
橋梁技術では「高耐久Uリブ鋼床版構造の提案」,「パイプスラブ・鋼管ジベルのずれ止めの改良」,「デジタルカメラ計測システムによる橋梁付属物のチェックシステム」,鉄構技術では「鉄骨梁貫通孔補強方法(EGリング)の開発」,「1000N級鋼の建築構造物への適用」など多くの新技術を紹介しています.これから商品化を目指すもの,工場の生産技術として確立するもの,すでに商品化して改良をしているもの様々あります.これらの新技術が,工場・現場において,少しでも多く適用されるように日々努力を続けている所存であります.
橋梁の老朽化および交通環境の著しい変化により,既設橋梁の拡幅工事,保全工事が増えてきています.今回の報告でも,8原稿中3原稿が保全の内容を取上げています.弊社では,既設橋梁の保全の重要性を認識し,保全事業室を立ち上げました.拡幅工事,耐震補強工事,当て板補強,溶接による補修補強,支承の取替工事などの保全事業および新技術の開発に積極的に取組み,これからも社会に貢献していく所存であります.
※本号巻末添付のCD内のPDFファイルに「しおり」が付されておりませんでした.この場を借りてお詫び申し上げます.
巻頭言 | 変化への対応 -技報30年記念号に寄せて- |
北山恭尚 | 1 |
特別寄稿 | 国際競争力強化に向けて | 杉浦邦征 | 2 |
鋼構造建物の耐震規定の現況とこれから | 多田元英 | 9 | |
特集 | 技報30年の歩みと次世代への技術展望 | 技報編集 委員会 |
15 |
論文 | 横波振動法を用いた合成床版の非破壊検査 | 山本将士 大久保宣人 |
21 |
供用下における鋼橋の溶接による補修補強に関する研究(その4) | 上野康雄 藤平正一郎 金裕哲 |
26 | |
報告 | 主桁本数が変化する開断面箱桁橋および少数鈑桁橋の設計と施工
-京都縦貫自動車道 沓掛高架橋(鋼上部工)工事- |
菅原勇人
山本将士 神野喜美 |
32 |
合成床版「パイプスラブ」の性能検証
-新木場地区海側上部その1工事- |
山本将士
大久保宣人 |
38 | |
建築構造用高性能780N/mm2級鋼材(KBSA630)の溶接性評価試験 | 上野康雄
沼田俊之 |
44 | |
単純下路式ランガー橋のケーブルエレクション直吊り架設
-平成19-21年度 大平第一橋上部工事- |
高橋正 | 49 | |
紹介 | 阿倍野歩道橋架替工事の概要 | 橋梁本部 技術部門 設計部 |
53 |
大黒橋架替工事の概要
-鋼単純ポータルラーメン合成桁橋- |
橋梁本部 技術部門 設計部 |
55 | |
平成21-22年度 丸亀大橋拡幅工事の概要 | 橋梁本部 工事部門 工事部 |
57 | |
大阪富国生命ビル新築工事の概要 | 鉄構本部 大阪鉄構部 |
59 | |
EGリング(鉄骨梁貫通孔補強工法)の紹介
-日本建築総合試験所の性能証明取得- |
技術研究所 | 61 | |
「すっきり工法」の施工概要
-新形式接合構造による立体交差化急速施工法の開発- |
橋梁本部 工事部門 工務部 |
63 | |
KAPシステムの紹介(21)
-汎用CADとのリンケージ- |
鉄構本部
システム 開発部 |
65 | |
海外文献紹介 | 中国長江に架かる大型橋梁の動向
-Special Session of Chinese Bridges in IABMAS2010- |
海外文献 翻訳グループ |
67 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 71 | |
30周年 記念特集 |
技術年表(平成13年~平成22年) | 77 | |
発表論文等一覧(平成13年~平成22年) | 80 | ||
「片山技報」総目次(No.21~No.30) | 85 |
技報30周年記念号です.
巻頭言「変化への対応-技報30年記念号に寄せて-」は記念号に相応しく北山社長に飾って頂きました.
特別寄稿は土木分野と建築分野から一遍ずつ頂きました.土木分野からは,京都大学の杉浦先生に「国際競争力強化に向けて」を頂きました.建設業界の世界情勢や土木技術者の国際競争力強化の重要性について述べられております.また,建築分野からは,大阪大学の多田先生に「鋼構造物の耐震規定の現状とこれから」を頂きました.耐震設計の変遷や耐震設計が進むべき方向性が述べられております.
特集の一つとして「技報30年の歩みと次世代の技術展望」というテーマで,直近10年間の片山技報を振り返っています.さらに,橋梁・鉄構・KAPシステムにおける将来展望が述べられております.
「大阪富国生命ビル新築工事の概要」では,約40年前に弊社の先達が技術の粋を結集した大阪富国生命ビルの建替工事が紹介されています.新しい大阪富国生命ビル内には,「フコク生命(いのち)の森」と呼ばれる空間があり,待ち合わせや憩いの場として豊かな空間が演出されています.ぜひとも一度行ってみて下さい.
20周年記念号に引き続き,No.21~30までの「発表論文一覧」も掲載しています.皆様方にご利用頂ければ幸いです.
巻頭言 | 技術・技能の継承とものづくり | 荒井健二 | 1 |
特別寄稿 | 鋼斜張橋タワーの耐震性能向上をめざして
Seismic Performance Improvement of Steel Cable-Stayed Bridge Towers |
林川俊郎 | 2 |
論文 | 立体交差化急速施工法の突起付きPCウェルと 鋼製橋脚の接合部に関する実験的研究 |
奥村学 大久保宣人 夏秋義広 |
8 |
鋼・コンクリート合成床版「パイプスラブ」の 輪荷重走行試験体をモデル化したFEM解析 |
山本将士 大久保宣人 |
14 | |
供用下における鋼橋の溶接による補修補強に関する研究(その3) | 上野康雄 藤平正一郎 金裕哲 |
20 | |
報告 | 名神高速道路上を跨ぐ橋梁の設計と既設鋼箱桁橋の桁補強
-名神高速道路 大山崎ジャンクション(鋼上部工)工事- |
山野修 宮下英明 橋爪浩明 |
25 |
細幅箱桁橋の移動台車による二橋同時一括架設
-第二東名高速道路 御殿場ジャンクションCランプ橋(鋼上部工)工事- |
安保文博 木原亨 |
31 | |
曲線半径の小さな鋼床版箱桁橋の設計と送出し架設
-県道高速名古屋新宝線東海IC(西)工区上部工事- |
広江誠喜 宮下英明 |
36 | |
斜角を有する長支間単純鋼床版箱桁橋の施工 -23号豊橋東BP東細谷IC橋鋼上部工事- |
鶉野貴 上野康雄 井爪規夫 |
40 | |
仮設横桁により連結させた3主箱桁の曲線送出し架設 -長崎497号佐世保高架橋上部工(P56~P62)工事- |
西川敏明 折居正崇 |
44 | |
橋梁用高降伏点鋼板(SBHS700相当鋼)の溶接性評価試験 | 上野康雄 藤平正一郎 |
48 | |
紹介 | 西久保ジャンクションランプ橋(鋼上部工)西工事の概要 -大規模一体化拡幅工事- |
橋梁本部 技術部門 設計部 |
52 |
京都縦貫自動車道 沓掛高架橋(鋼上部工)工事の概要 | 橋梁本部 技術部門 設計部 |
54 | |
みなとみらい21中央地区8号交差点デッキ整備工事の概要 | 橋梁本部 技術部門 設計部 |
56 | |
上部耐震改善工事(20-2-環・池)の概要 -阪神高速11号池田線の上部工耐震補強工事- |
橋梁本部 技術部門 設計部 |
58 | |
新大阪駅新幹線駅舎改良工事の概要 | 橋梁本部 技術部門 設計部 |
60 | |
KAPシステムの紹介(20) -トラス・複合化構法・見積・KAPシステム運用紹介において- |
鉄構本部 システム 開発部 |
62 | |
仙台市内の地元小学校への出前講座 -錦ヶ丘横断歩道橋設置工事- |
橋梁本部 技術部門 工事部門 |
64 | |
海外文献紹介 | タイの外環状道路整備(南部工区) -斜張橋の建設プロジェクト- |
海外文献 翻訳グループ |
66 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 70 |
巻頭言「技術・技能の継承とものづくり」は荒井健二取締役常務執行役員に飾っていただきました.
特別寄稿は北海道大学の林川教授より「鋼斜張橋タワーの耐震性能向上をめざして」をいただきました.銅斜張橋タワーの水平梁に低降伏点鎖によるエネルギー吸収機構を設け,耐震性能を向上させる技術が紹介されています.長大橋の耐震設計や損傷制御設計を適用するうえで非常に興味深く,有益な内容となっております.
「名神高速道路上を跨ぐ橋梁の設計と既設鋼箱桁橋の術補強」では,新幹線,国道そして高速道路といった重要路線上を立体交差する橋梁に対して,架設ステップを考慮した設計や既設径間の桁補強が報告されています.交通規制による施工時間の制限やl期施工(供用中)である既設橋梁との取合いによる狭隘な作業空間での施工など厳しい条件下において,さまざまな工夫がされています.
「斜角を有する長支間単純鎖床版箱桁橋の施工」では,製作,現場溶接,および架設について報告されています.現場溶接施工試験において溶接キャンバーや溶接施工方法を確認することで,出来形描度の向上および溶接品質の確保を図っています.
「橋梁用高降伏点銅板(SBHS700相当銅)の溶接性評価試験」では,溶接割れ性および溶接継手の健全性を確認しています.2008年11月にはJISに規格化されるなど,橋梁用高性能銅の一つとして注目を集めています.
海外文献紹介では,タイの外環状道路整備(南部工区)における斜張橋の建設プロジェクトが紹介されています.この巨大インフラ整備プロジェクトによって,アジア経済圈の中心に位置するタイは,アジアのハプになる可能性を秘めています.
巻頭言 | たゆまぬ進化を | 北山恭尚 | 1 |
特別寄稿 | 崩壊する都市Collapsing Cities | 坂野昌弘 | 2 |
論文 | 鋼・コンクリート合成床版「パイプスラブ」の溶接継手の疲労試験 | 大久保宣人 米本栄一 山本将士 |
5 |
供用下における鋼橋の溶接による補修補強に関する研究(その2) | 上野康雄 藤平正一郎 金裕哲 |
9 | |
報告 | 複合ラーメン箱桁橋の設計と夜間一括架設 -阪和自動車道 橘本橋(鋼上部工)工事- |
端本勝介 森本耕次 |
13 |
東名高速道路上の一夜間二橋一括架設 -第二東名高速道路 尾羽ジャンクションDランプ橋(鋼上部工)工事- |
木村恭介 井爪規夫 |
19 | |
東海インターチェンジ 2径間連続複合ラーメン橋の設計 -県道名古屋新宝線東海IC(東)工区上部工事及び一般国道247号橋梁整備工事(上部工その2)- |
成松亮一 | 23 | |
トラベラークレーンを用いた張出架設を行う細幅曲線箱桁橋の架設-三瀬トンネル(2期)3号橋上部工工事- | 山崎俊幸 | 27 | |
ジャッキダウン工法を採用した鋭斜角を有する鋼床版箱桁の施工-水判土橋橋梁上部工事- | 木村恭介 米本栄一 水野勝 |
35 | |
大阪・道頓堀川に架かる吊橋の架設(仮称)道頓堀川人道橋架設工事 | 井爪規夫 山本将士 岡崎真 |
39 | |
1000N級鋼(950N/mm2鋼)の建築構造物への適用性について(その4)-溶接組立H形鋼柱梁仕口構造特性- | 沼田俊之 橋田知幸 藤平正一郎 甲津功夫 多田元英 桑原進 向出静司 |
43 | |
590N/mm2級鋼材(SA440)のEGコラムへの適用-建築技術性能証明の取得- | 沼田俊之 橋田知幸 |
47 | |
紹介 | 大山崎ジャンクション(鋼上部工)工事の概要-既設径間と取り合うFランプ橋の補強検討- | 橋梁事業部技術本部設計部 | 52 |
第二東名高速道路・浜北高架橋の概要-多径間連続PC桁・鋼桁混合橋における鋼桁とPRC床版の施工- | 橋梁事業部技術本部設計部 | 54 | |
福岡北九州高速道路 504工区(橋本)高架橋の概要 | 橋梁事業部技術本部設計部 | 56 | |
京急蒲田立体交差工事の概要 | 橋梁事業部技術本部設計部 | 58 | |
KAPシステムの紹介(19)~1CD-Linuxを使用したKAPシステム体験版CDの作成~ | 鉄構事業部システム開発部 | 73 | |
研修生報告 | Technical Traning at Katayama Stratech Corp. | Fillip Orsanic | 62 |
海外文献紹介 | 鋼床版溶接部の疲労特性に及ぼす製作方法の影響Fabrication procedure effects on fatigue resistance of steel orthotropic deck wolds | 海外文献 翻訳グループ |
66 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 70 |
巻頭言「たゆまぬ進化を」は北山恭尚代表取締役社長に飾っていただきました.
特別寄稿は関西大学の坂野教授より「崩壊する都市」をいただきました.専門家の間では「21世紀は維持管理の時代」という認識が共有されていますが,国民にはほとんど浸透していないのが現状であります.「人間」と「社会資本」の2つの高齢化を支えていくうえで,有益な内容となっております.
「供用下における鍋橋の溶接による補修補強に関する研究(その2)」では,鋼橋に対する溶接による補修補強の適用拡大を目的として,繰返し荷重下での実験を行っています.本稿では,従来の工法とは全く逆の発想で,割れの発生を前提とした補修補強方法を提案しています.また,溶接中の過渡変位量の適用方法についても一部紹介しています.
「複合ラーメン箱桁橋の設計と夜間一括架設」では,現在供用中の高速自動車道を跨く複合ラーメン鋼桁橋の設計と架設について述べられております.架設地点の直下には既設橋梁(RCホロースラブ)があり,ドーリ一架設では既設橋梁にベント設備を設置し,沈下計測を行うなどして安全性を確保しています.
弊社独自技術であるEGコラムについて適用範囲を590N/mm2級鋼まで拡大し,それについて(財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得しました.「590N/mm2級鋼材(SA440)のEGコラムへの適用」ではその取得に際して行われた性能試験について述べられています.建築鉄骨は昨今ますます高強度化の方向へ向力いつつあり,EGコラムについてもこの高強度化の流れに対応させることで,今後ますます適用物件が增えていくことが期待されます.
海外文献紹介では,アメリカでの銅床版Uリブの製作方法とその疲労特性についで紹介され,デッキのプレキャンバーリング及びUリブ溶込み量が疲労に対してどのような影響を与えるのか述べられています.
巻頭言 | 技術者の役割と期待 | 廣瀬壽彦 | 1 |
特別寄稿 | 橋のお医者さんを目指して
Toward Brige Doctor |
山田健太郎 | 2 |
論文 | 鋼・コンクリート合成床版パイプスラブを用いた開断面箱桁橋の架設時挙動に関する実橋計測 | 岸雅之 大久保宣人 |
9 |
ハイブリット桁のせん断耐荷力に関する実験的研究 | 奥村学 伊藤満 野阪克義 |
15 | |
供用下における鋼橋野溶接による補修補強に関する研究 | 上野康雄 藤平正一郎 金裕哲 |
21 | |
報告 | 長大トラス橋の耐震性向上化工事の設計と施工 -大阪府道高速湾岸線 港大橋耐震補強工事- |
奥村学 河原均 |
25 |
急速施工立体交差橋の施工 -高速2号岡山市内立体高架橋工事 青江高架橋- |
松尾昇 村瀬慎一 |
31 | |
耐候性鋼材を用いた開断面箱桁の製作と架設 -橋本道路 吉原側道橋- |
藤本伸一郎 広江誠喜 山本正寿 |
36 | |
コンクリート橋台と鋼桁を剛結した鋼単純複合ラーメン橋の架設 -熊本3号 日奈久芦北道路 左敷川橋- |
岸雅之 水野勝 坂本淳平 |
40 | |
限界状態設計法に基づく連続合成桁橋の照査例 | 大久保宣人 | 44 | |
超音波探傷検査によるきず指示長さと実きず長さの比較 | 上野康雄 黒田尚武 |
49 | |
SA440材の4面BOX柱溶接施工試験 | 小澤淳 青木敏三 長久靖典 |
52 | |
1000N級(950N/nm2鋼)の建築構造物への適用性について -その3 母材性能と溶接継手試験結果- |
沼田俊之 橋田知幸 藤平正一郎 甲津功夫 多田元英 桑原進 向出静司 |
56 | |
紹介 | (仮称)道頓堀川人道橋架設工事の概要 -大阪ミナミの道頓堀に架ける吊橋- |
橋梁事業部 技術本部 設計部 |
60 |
国営讃岐まんのう公園・湖畔ゾーン歩道橋の紹介 -国営公園における景観に配慮した歩道橋の施工- |
橋梁事業部 技術本部 設計部 |
62 | |
KAPシステムの紹介(18) -Easy-KAPとその技術 |
鉄構事業部 システム開発部 |
64 | |
阪和自動車道橘本橋の概要 -鋼ポータルラーメン橋および合成箱桁橋の大ブロック架設- |
橋梁事業部 技術本部 設計部 |
66 | |
海外文献紹介 | テイマー吊橋の性能モニタリング Monitoring performance of the Tamar suspension brige |
海外文献 翻訳グループ |
69 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 74 |
巻頭言「技術者の役割と期待」は廣瀬代表取締役專務執行役員 橋梁事業部長に飾っていただきました.
特別寄稿は名古屋大学の山田教授より「橋のお医者さんをめざして」をいただきました.鋼橋の維持管理に関して技術的な間題だけではなく,制度的な問題も含めて述べられています.鋼橋の維持管理には,設計・製作・架設から,点検・維持・管理および補修補強などの一連の流れをよく理解した技術者(「橋のお医者さん」)が必要不可欠であり,我国のこれからの保全技術を考えるうえで非常に興味深く,有益な内容となっております.
「長大トラス橋の耐震性向上化工事の設計と施工」では,免震・制震装置を用いた長大橋の耐震補強構造の合理化について述べられています.既設長大橋への初めての適用となった座屈拘束プレースへの取替えが紹介されています.今後,長大橋の耐震補強構造の更なる合理化が期待されます.「コンクリート橋台と鋼桁を剛結した鋼単純複合ラーメン橋の架設」では,鉄筋と鎖桁が複雑に交錯する複合剛結部の施工について述べられています.インテグラルアバット構造は,維持管理の省力化および長寿命化に優れた橋梁形式であり,今後ますます建設事例が増えていくことが期待されます.
「供用下における鋼橋の溶接による補修補強に関する研究」では今後重要視されている橋梁の維持管理技術における補修補強について,変動荷重下での溶接による補修補強の可能性を検討されています,昨今鋼橋での破断や崩壊事件が連続して起きており,供用化での補修補強技術の幅が広がることが急がれます.今後の研究成果が期待されます.
弊社では超高強度鋼(1000N級観)を建築構造物に適応を目指した研究を行っています.「その3 母材性能と溶接継手試験結果」では建築鉄骨の製作が可能な溶接施工を確立したことについて述べられています.
巻頭言 | 基本に返ろう | 川上佳史 | 1 |
特別寄稿 | ドイツにおける最近の複合橋梁 Recent Hybrid Bridges in Germany |
栗田章光 | 2 |
論文 | 鋼・コンクリート二重合成I桁橋の耐風安定性に関する研究 | 奥村学 中野貴史 大久保宣人 小林紘士 |
11 |
高経年橋梁の補修補強における溶接施工試験に関する一提案 | 上野康雄 藤平正一郎 金裕哲 |
17 | |
ハイブリット桁の後座屈強度に関する実験的研究 | 奥村学 伊藤満 野阪克義 |
22 | |
報告 | 急速施工立体交差橋の設計と架設計画 -国道2号岡山市内立体高架工事 青江高架橋- |
松尾昇 浅山隆史 城戸一郎 |
26 |
トラベラークレーンを用いた張出架設を行う曲線細幅箱桁橋の設計と架設計画 -三瀬トンネル(2期)3号橋上部工工事- |
成松亮一 山崎俊幸 |
32 | |
東名高速道路上の夜間一括架設 -第二東名高速道路 三ヶ月ジャンクションランプ橋(鋼上部工)工事- |
森本耕次 端本勝介 藤本伸一郎 |
38 | |
合成床板(パイプスラブ)を用いた連続合成開断面箱桁橋の架設 -旭川紋別自動車道 中島橋- |
福田良夫 松尾昇 岸雅之 |
45 | |
人道吊橋の製作・架設 -武田尾橋 橋梁災害復旧工事(上部工)- |
山本正寿 鶉野貴 福田良夫 |
49 | |
平成16年新潟県中越地震に伴うトラス橋恒久復旧工事 -関超自動車道 塩殿橋(鋼上部工)災害復旧工事- |
岸雅之 岸川秩世 木原亭 |
53 | |
橋梁用高性能鋼材(BHS500)の溶接性評価試験 | 上野康雄 米本栄一 藤平正一郎 |
57 | |
EGコラムの最大入熱試験 | 上野康雄 米本栄一 藤平正一郎 |
61 | |
1000N級鋼(950N/mm2鋼)の建築構造物への適用性について(その2) -新GMAW溶接材料における溶接施工条件- |
沼田俊之 橋田知幸 藤平正一郎 甲津功夫 多田元英 桑原進 |
65 | |
紹介 | 立体交差急速施工法(すっきり工法)の概要 | 橋梁事業部 技術本部 設計部 |
69 |
二重合成Ⅰ桁橋の概略設計ソフトの紹介 | 橋梁事業部 技術本部 設計部 |
71 | |
KAPシステムの紹介(17) -実工事におけるKAPシステムの運行形態- |
鉄構事業部 システム開発部 |
73 | |
海外文献紹介 | ユーロコードに基づく耐火設計法の紹介 Introduction of Design Methnod for Fire Resistance According to Eurocode |
海外文献翻訳グループ | 75 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 78 |
巻頭言「基本に返ろう」は川上取締役執行役員大阪工場長に飾っていただきました.大阪工業大学の栗田教授より頂きました.
特別寄稿では,海外の複合橋梁について最新の情報を記して頂いています.ドイツでの技術開発の視点から見た錮橋業界の状況,ならびに低コストの橋梁形式の紹介と,我国のこれからの橋梁技術を考えるうえで非常に興味深く,有益な内容となっています.
「高経年橋梁の補修補強における溶接施工試験に関する一提案」では今後重要視されている橋梁の補修補強技術の調査方法について述べられています.補修補強では,実際に作業する前に使用されている材料や橋の状態など現状を把握することが大切です.今後の研究成果が期待されます.
-橋梁事業部における技術開発として,新技術情報提供システム(NETIS)に登録した立体交差化急速施工法「すっきり工法」と二重合成I桁橋の概略設計ソフトを紹介しています.施工法と新しい橋梁形式の開発で,実工事への適用を目指し,さらなる改良を行っています.
KAPシステムの紹介(l7)では実工事におけるKAPシステムの運用形態と題して,KAPシステムの従来あまり知られていなかったCAD・CAM以外の迎用方法について紹介しています.これらの機能を活用し,打ち合わせの効率化,工期の短続が期待されます.
巻頭言 | 技術と人材 | 舟槻博之 | 1 |
特別寄稿 | 橋梁技術者の将来像と人材育成について | 増田陳紀 | 2 |
論文 | スタッドをグループ配置した連続合成桁の設計法の提案 | 大久保宣人 栗田章光 |
12 |
局部軟化法による高強度鋼溶接継手の疲労強度向上手法に関する研究(第2報) | 上野康雄 藤平正一郎 高原渉 南二三吉 |
20 | |
経年劣化した高力ボルト摩擦接合継手の終局耐力に関する研究 | 石原靖弘 小林剛 谷平勉 |
26 | |
報告 | 合成床版「パイプスラブ」を用いた合理化トラス橋の施工 -国道281号半家橋上部工事- |
松尾昇 川北省二 西本哲也 東篠国広 石原靖弘 |
33 |
平成16年新潟県中越地震に伴うトラス橋の被害調査と復旧工事-関超自動車道 塩殿橋災害復旧工事- | 岸雅之 米本栄一 出田徳央 |
39 | |
上下線を仮連結して送り出した7径間連続少数I桁橋の設計と架設 -第二東名高速道路 伊佐布インターチェンジ橋- |
山本正寿 中村胤光 井爪規夫 |
45 | |
EGコラムの溶接施工試験 -(仮称)エプソンイノベーションセンター新築工事- |
沼田俊之 米良秀隆 橋田知幸 徳泉一夫 |
51 | |
1000N級鋼(950N/mm2鋼)の建築構造物への適要に関する溶接性試験 | 沼田俊之 橋田知幸 藤平正一郎 甲津功夫 多田元英 桑原進 |
56 | |
紹介 | 港大橋耐震補強工事の概要 -長大トラス橋の耐震性恒常化- |
橋梁事業部 技術本部設計部 |
60 |
国道2号岡山市内立体高架橋工事の概要 急速施工立体交差工法 |
橋梁事業部 技術本部 設計部 |
62 | |
環境維持への技術提案 -榊橋上部工事- |
橋梁事業部 工事本部 |
64 | |
ハイブリット桁の後座屈強度に関する研究の紹介 | 橋梁事業部 技術本部 設計部 |
66 | |
建設技術展2005近畿への出展 -出展技術の紹介- |
橋梁事業部 技術本部 設計部 鉄構事業部 大阪鉄構部 |
68 | |
KAPシステムの紹介(16) -インターネット接続によるオンラインメンテナンス- |
鉄構事業部 大阪鉄構部 |
72 | |
海外文献紹介 | ドイツにおける合成構造の紹介 Steel Composite Bridges Germany |
海外文献翻訳グループ | 74 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 77 |
巻頭言「技術と人材」は船槻執行役員工事本部長に飾っていただきました.
特別寄稿は武蔵工業大学の增田教授より「橋梁技術者の将来像と人材育成」をいただきました.公共工事に対する逆風が続く中で,橋梁技術者に与えられた實任と課題に改めて身が引き締まるとともに,これからの若手技術者にとって希望も持てる大変参考になる一遍です.
「スタッドをグループ配置した連続合成桁の設計法の提案」では,少数主桁橋におけるコンクリート床版への効率的なプレスドレスの導入方法であるグループスタッドのこれまでの研究結果の概要を述べるとともに,試設計により従来のスタッド本数を・低減できることが提案されています.
「局部軟化法による高強度鋼溶接継手の疲労強度向上手法に関する研究(第2報)」では,社会資本の長寿命化の要求に対する溶接構造物の疲労強度向上に関して述べられています.今後の成果が期待されます.
「EGコラムの溶接施工試験」では,EGコラム(外ダイアフラム形式円形鍋管柱)の実工事での施工試験について報告しています.生産効率に優れ,力学性能も要求性能を満足することがあらためて確認されました.今後,実工事へ広く採用されることが期待されます.
「1000N級鋼の建築構造物への適用に関する溶接性試験」では,今後予想される構造物の大型化や高層化,長寿命化に伴う高強度化へのニーズに対して,弊社として次世代を見つめた取り組みについて述べられています.
ヨーロッパでは,土木・建築構造物の設計と施工のための欧州基準(Eurocodes)の整備が進められていますが,海外文献紹介では,Eurocodesが適用され建設中の橋梁を紹介するとともに,その設計法や構造詳細の特徴についても触れています.
巻頭言 | 21世紀の技術開発 | 中子定昭 | 1 |
特別寄稿 | これからの既設橋梁の維持管理について On Management of Existing Bridges in Japan from Now on |
北田俊行 | 2 |
論文 | 鋼・コンクリート合成床版 〔パイプスラブ〕 の輪荷重走行試験 | 大久保宣人 夏秋義広 |
11 |
高力ボルト摩擦接合継手の耐久性評価システムの開発 | 石原靖弘 小林剛 宮本文穂 |
17 | |
持続引張荷重下のおけるRC部材の長期挙動に関する実験的研究 | 坂本純男 橋本果耶 大山理 栗田章光 |
23 | |
高強度鋼溶接継手の疲労強度向上手法に関する研究 -局部軟化法の適用- |
上野康雄 藤平正一郎 南二三吉 |
29 | |
報告 | 鋼・コンクリート複合橋脚の設計と施工 -京都市道高速道路2号線 横大路第1工区鋼製橋脚工事- |
向台茂 向江淳一 |
36 |
複合剛結部における高流動コンクリートの施工 -東名阪自動車道 清洲ジャンクションDランプ橋- |
村瀬慎一 奥村学 |
45 | |
鋼床版ラーメン箱桁橋の設計と製作 -首都高晴海線HM14(A) 上部・橋脚工事- |
端本勝介 岸雅之 川北省二 |
50 | |
火災を受けた橋梁の調査・補修 | 大山理 石原靖弘 |
56 | |
昭和初期架設の橋梁に使用されていた鋼材の溶接性評価 | 上野康雄 藤平正一郎 金裕哲 |
63 | |
EGコラムの施工 -三共株式会社 情報研究棟新築工事- |
沼田俊之 橋田知幸 小澤淳 |
67 | |
建築構造用ステンレス鋼 (SUS304N2A) の溶接継手部における機械的諸性質 | 沼田俊之 藤平正一郎 |
71 | |
紹介 | 半家橋の概要 -逆台形の主構横断面を有する曲弦トラス橋- |
橋梁事業部 技術本部設計部 |
76 |
水取大橋の概要 | 橋梁事業部 技術本部 設計部 |
78 | |
二重合成Ⅰ桁橋の負曲げ耐荷力試験の紹介 | 橋梁事業部 技術本部設計部 |
80 | |
既設RC構造物へのアンカーボルト定着について | 片山エンジニアリング株式会社 | 82 | |
KAPシステムの紹介(15) -CAD修正情報のロギング化- |
鉄構事業部 システム開発部 |
84 | |
設備紹介 | 東京工場の設備増強 (西棟増築) | 鉄構事業部 東京工場 |
86 |
海外文献紹介 | 中小スパン橋梁に対する新形式橋梁 – VFT & VFT-WIB構造 - Innovative building methods for bridges with small and medium spans – VFT and VFT-WIB |
海外文献翻訳グループ | 90 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 93 |
巻頭言「21世紀の技術開発」は中子取締役常務執行役員に飾っていただきました.
大阪市立大学の北田俊行教授から特別寄稿として「これからの既設橋梁の維持管理について」をいただきました.これから益々重要になる維持管理の展望をとおして,橋梁業界の進むべき道についても示唆いただいた,大変参考になる一編です.
「持続引張荷重下におけるRO部材の長期挙動に関する実験的研究」では床版コンクリートの引張荷重下での剛性についての実験結果が報告されています.コンクリートの引張域での剛性(テンションスティフニング)を設計に適用することを念頭においたものであり,今後さらに研究が進みより経済的な設計可能となることが期待されます.
「火災を受けた橋梁の調査・補修」では実際に被災した橋梁の調査結果とその後の補修について報告しています.今後社会資本の長期利用がすすむ中,大変興味深い一編です.
「昭和初期架設の橋梁に使用されていた鋼材の溶接性評価」では橋梁の補修・補強に溶接適用の可能性について検討しています.今後新しい維持管理技術が開発されることが期待されます.
弊社が清水建設と共同で開発した外ダイアフラム形式円形鋼管柱「EGコラム」の実工事への最初の採用物件である三共情報棟について報告しています.今回の実積を基に今後実工事へ広く採用されることが期待されます.
東京工場では,昨今の鉄骨物件の大型化・多様化に対応するべく新しく西棟を増築しました.今後さらなる大型物件への対応とコストの縮減,品質の向上を目指していきます.
海外文献紹介では,ドイツにおける合成構造について紹介しています.近年,新しい合成構造の開発が盛んに行われていますが,まだまだ画期的な構造についても期待できる内容となっています.
巻頭言 | 品質の原点に立ち帰ろう | 北山恭尚 | 1 |
特別寄稿 | 連続合成2主桁橋と鋼橋の競争力アップ Composite 2- I -girder bridges and competitiveness of steel bridges |
長井正嗣 | 2 |
論文 | 鋼管ジベルを用いた鋼・コンクリート合成床版の性能確認試験 | 大久保宣人 大山理 夏秋義広 石原靖弘 |
11 |
鋼管および鋼版を用いたずれ止めの押し抜き試験 | 大久保宣人 大山理 夏秋義広 石原靖弘 |
18 | |
ニュートラルネットワークを用いた高力ボルト摩擦接合継手の劣化要因分析 | 石原靖弘 小林剛 |
22 | |
鋼・コンクリート二重合成連続桁橋の曲げ耐荷力に関する検討と試設計 | 大山理 夏秋義広大久保宣人坂本純男 栗田章光 |
28 | |
EGコラムの開発(その1) -8電極EGW自動溶接装置の開発と溶接部性能- |
橋田知幸 沼田俊之 藤平正一郎 |
34 | |
EGコラムの開発(その2) -EGコラムの構造性能- |
橋田知幸 沼田俊之 藤平正一郎 |
40 | |
報告 | 合成床版「パイプスラブ」の実橋への適用 -川上ダム付替県道松青線3号橋上部工工事- |
大山理 夏秋義広 大久保宣人 阿瀬伸人 橋爪浩明 福田良夫 |
48 |
鋼2主桁複合ラーメン橋の設計と施工 -四国横断自動車道 北只高架橋- |
端本勝介 岸雅之 平野修司 坂本純男 神野喜美 広江誠喜 |
53 | |
複合隅角部を有する連続立体ラーメン鋼床版箱桁橋の設計と製作 -東名阪自動車道 清洲ジャンクションDランプ橋- |
寺田能通 奥村学 山口史夫 神田敬英 上野康雄 |
59 | |
モノコードアーチ吊橋の架設 -祖谷ロマン橋- |
長沼健 干場健志 山口史夫 |
65 | |
高減衰ゴムダンパーの設置位置に関する実験 -名古屋高速道路 高速大高線・上部工耐震補強工事13-7- |
小林剛 向台茂 安倍伸吾 定岡臣幸 |
69 | |
鋼製橋脚隅角部の溶接品質確保への取組み | 上野康雄 黒田尚武 神田敬英 藤平正一郎 |
75 | |
紹介 | 横大路第1工区鋼製橋脚工事の概要 -鋼・コンクリート複合橋脚- |
技術本部橋梁設計部 | 80 |
KAPシステムの紹介(14) -Web技術を用いたドットKAP作図センター- |
技術本部 システム開発部 |
82 | |
鋼橋3次元表示ソフト「BCOS Viewer」の概要 | 生産本部 大阪工場 |
86 | |
海外文献紹介 | 二重合成作用を有する橋梁 Steel Bridges with Double-Composite Action |
海外文献翻訳グループ | 88 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 91 |
巻頭言「品質の原点に立ち帰ろう」は北山本部長に飾って頂きました.
長岡技術科学大学の長井正嗣先生から特別寄稿として「連続合成2主桁橋と鋼橋の競争力アップ」をいただきました。鋼橋の競争力を維持していくために我々がこれからどのような努力をなすべきかということを考える上で大変参考になる一編です.
弊社が駒井鉄工・栗本鐵工所と共同開発した合成床版「パイプスラブ」の構造概要と一連の性能確認実験結果について論文としてまとめました.あわせて,実橋への最初の適用事例である水資源開発公団発注の川上ダム付替県道松青線3号橋の工事報告を掲載しました.
「EGコラム」は弊社と清水建設とが共同で開発したダイアプラム付円形銅管柱で,外ダイアプラム形式のためコンクリートの充填性に優れCFT柱に最適な構造です.この開発にあたって実施した性能確認実験結果について論文としてまとめました.EGコラムではエレクトロガスアーク溶接法を利用することで従来の溶接法と同等以上の品質を確保した上で製作時間・製作コストの大幅な削減を実現しております.
かずら橋で有名な祖谷川に架橋された祖谷ロマン橋の工事概要についても報告しております.かずら橋と並ぶ名所となる様なインパクトのある橋を造りたいとの意向から, 単弦アーチから曲線桁を吊下げるという他に類をみない構造が採用されたようです.
鋼製橋脚隅角部の溶接部近傍に疲労き裂が発見され最近大きな話題となりました.溶接品質の確保が不十分であったこともその一因として挙げられております.我々ファブリケーターにとっては,この間題は早急に解決しなければならない間題です.弊社でも溶接品質向上への取り組みを継続的に行っております.
本号では合成床版や二重合成桁,CFT柱,複合ラーメンなど複合構造という括りで提えられるキーワードが掲載記事の半数以上に見られます.十年前の弊社技報を開いてみましたら,複合構造に関する記事は一編のみでした.十年一昔とは言いますが,最近の複合構造の躍進ぶりには目を見張るものがあります.
巻頭言 | 本物の技術 | 大高善靖 | 1 |
特別寄稿 | 鋼橋の性能を考えるPerformance of Steel Bridges | 市川篤司 | 2 |
論文 | 鋼・コンクリート二重合成連続箱桁橋における経時挙動の簡易推定法 | 大山理 栗田章光 |
9 |
鉄筋腐食劣化を考慮したRC部材の性能評価の評点化手法 | 岸雅之 森川英典 |
15 | |
2主桁橋における床版の死荷重曲げモーメント算定式の提案 | 坂本純男 端本勝介 |
20 | |
合成桁のスタッドグループ配置に関する静的押し抜き試験 | 大久保宣人 大山理 |
27 | |
報告 | 狭小箱桁橋および開断面箱桁橋の設計と施工-JH引佐ジャンクション橋- | 山本正寿 坂本純男 神田敬英 山崎俊幸 |
31 |
連続合成開断面箱桁橋の設計と製作-福岡高速5号線(第507工区)- | 向台茂 田中伸也 鶉野貴 |
38 | |
大断面Uリブを有する合理化鋼床版箱桁橋の設計と施工-第2東名高速道路・有松高架橋- | 端本勝介 江尻武弘 栗下健児 山崎俊幸 |
44 | |
損傷した負反力支承取替工事の設計と施工-阪神高速空港線・11-2工区上部耐震改善工事- | 山口史夫 木村恭介 脇坂安彦 |
50 | |
Z継手を用いた鋼鉄道橋の現場溶接施工-北陸新幹線今町橋梁- | 夏秋義広 黒田尚武 上野康雄 |
58 | |
東京競馬場スタンド改築第1期工事(Ⅰ工区)-入熱・パス間温度管理溶接施工試験- | 久留島正二 沼田俊之 小沢淳 藤平正一郎 橋田和幸 |
64 | |
紹介 | 大津呂川橋の実橋計測 | 技術本部 技術開発部 |
70 |
東大橋耐震補強工事-パイプアーチ工法による耐震補強- | 技術本部 橋梁設計部 |
73 | |
ISO適用(JV)工事-新天王橋- | 生産本部 大阪工場 |
75 | |
横浜港国際客船ターミナル(仮称)新築工事 | 鉄構本部 | 77 | |
KAPシステムの紹介(12)-加工情報のロギング化- | 技術本部 システム開発部 |
79 | |
イントラネットと工事情報システム[kuis] | 管理本部 企画部 |
81 | |
海外文献紹介 | 「欧州基準(ユーロコード)4:鋼・コンクリート合成構造物の設計]に基づく合成橋梁の設計法DESIGN OF COMPOSITE BRIDGES ACCORDING TO EUROCODE4 PATR2 |
海外文献翻訳 グループ |
83 |
設備紹介 | 箱桁パネル自動加工ライン | 生産本部 大阪工場 |
88 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 92 |
巻頭言「技術開発と意識革命」は福島鉄構事業本部長に飾っていただきました.<
特別寄稿は京都大学の松本勝教授に「タコマ橋の落橋に学び長大橋の耐風安定性を目指して」をいただきました.厳しい経済情勢の中, 長大橋の架橋にはこれまで以上に経済性が求められるようになっており,新形式橋梁なども模素されています.このような時期に, 長大吊橋の耐風安定性評価のルーツともいえるタコマ橋の落橋をいま一度見直し,その中に新しい間題点を見いだすことは非常に意義のあることと思われます.
「グループスタッドの疲労特性に関する研究」ではグループ配置したスタッドの疲労特性に関する実験結果が報告されています.スタッドのグループ配置はPC床版を有する連続合成桁への適用を念頭に置いたものであり,床版にプレスドレスを有効に導入できる方法として今後実工事へ広く適用されることが期待されます.
「パイプアーチ工法による耐震補強工事」は,従来の耐震補強にはない斬新な考えに基づいた非常に興味深い補強工事です.新しい形式の創造ともいえる,このような発想の転換が,これからの補強工事に求められてくるのではないでしょうか.
「鋼・コンクリート合成床版の開発」では,弊社が駒井鉄工・栗本鐵工所と共同で開発している合成床版「パイプスラブ」を紹介しています.パイプスラブは銅管ジペルを用いた新型の合成床版で,輪荷重走行試験により疲労耐久性に優れていることが確認されました.今後の橋梁建設の合理化・省力化に大きく寄与するものと思われます.
「KAPシステムの運用と鉄骨ピース管理システムの開発」では,構造図作成から鉄骨ピース管理システムに至るまで当社の「KAPシステム」を用いた工事が報告されています.今後同システムを設計段階から建方管理まで用いることで,構造図作成と工作図作成が同時に行われ,工期短続とコスト縮減が計られることが期待されます.
本年3月の道路橋示方書の改訂により,道路橋においても疲労を考慮した設計を行うこととなりました.海外文献紹介では,最近米国で実施された高性能鍋材の疲労実験結果について紹介しています.2主桁橋はリダンダンシーに欠けるとして,いままで米国ではその適用に否定的でしたが,高性能鍋材の高い疲労耐久性を利用して2主桁構造を採用しょうとする動きもあるようです.
巻頭言 | 本物の技術 | 大高善靖 | 1 |
特別寄稿 | 鋼橋の性能を考えるPerformance of Steel Bridges | 市川篤司 | 2 |
論文 | 鋼・コンクリート二重合成連続箱桁橋における経時挙動の簡易推定法 | 大山理 栗田章光 |
9 |
鉄筋腐食劣化を考慮したRC部材の性能評価の評点化手法 | 岸雅之 森川英典 |
15 | |
2主桁橋における床版の死荷重曲げモーメント算定式の提案 | 坂本純男 端本勝介 |
20 | |
合成桁のスタッドグループ配置に関する静的押し抜き試験 | 大久保宣人 大山理 |
27 | |
報告 | 狭小箱桁橋および開断面箱桁橋の設計と施工-JH引佐ジャンクション橋- | 山本正寿 坂本純男 神田敬英 山崎俊幸 |
31 |
連続合成開断面箱桁橋の設計と製作-福岡高速5号線(第507工区)- | 向台茂 田中伸也 鶉野貴 |
38 | |
大断面Uリブを有する合理化鋼床版箱桁橋の設計と施工-第2東名高速道路・有松高架橋- | 端本勝介 江尻武弘 栗下健児 山崎俊幸 |
44 | |
損傷した負反力支承取替工事の設計と施工-阪神高速空港線・11-2工区上部耐震改善工事- | 山口史夫 木村恭介 脇坂安彦 |
50 | |
Z継手を用いた鋼鉄道橋の現場溶接施工-北陸新幹線今町橋梁- | 夏秋義広 黒田尚武 上野康雄 |
58 | |
東京競馬場スタンド改築第1期工事(Ⅰ工区)-入熱・パス間温度管理溶接施工試験- | 久留島正二 沼田俊之 小沢淳 藤平正一郎 橋田和幸 |
64 | |
紹介 | 大津呂川橋の実橋計測 | 技術本部 技術開発部 |
70 |
東大橋耐震補強工事-パイプアーチ工法による耐震補強- | 技術本部 橋梁設計部 |
73 | |
ISO適用(JV)工事-新天王橋- | 生産本部 大阪工場 |
75 | |
横浜港国際客船ターミナル(仮称)新築工事 | 鉄構本部 | 77 | |
KAPシステムの紹介(12)-加工情報のロギング化- | 技術本部 システム開発部 |
79 | |
イントラネットと工事情報システム[kuis] | 管理本部 企画部 |
81 | |
海外文献紹介 | 「欧州基準(ユーロコード)4:鋼・コンクリート合成構造物の設計]に基づく合成橋梁の設計法DESIGN OF COMPOSITE BRIDGES ACCORDING TO EUROCODE4 PATR2 |
海外文献翻訳 グループ |
83 |
設備紹介 | 箱桁パネル自動加工ライン | 生産本部 大阪工場 |
88 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 92 |
21世紀を迎え,新たな気持ちで片山技報の編集に取り組みました.今世紀もみなさま方に親しんでいただければと願っております.
巻頭言「本物の技術」は大高新社長に飾っていただきました.
特別寄稿は,東京工業大学,(現鉄道総合研究所)の市川篤司先生に「銅橋の性能を考える」をいただきました.社会のニーズに応えることが可能な性能照査型設計法の概念および橋の性能とは何かについて紹介され,その性能を実現するための課題を述べられています.鋼橋の性能を考える上で,非常に興味深い一遍です.
「鍋・コンクリート二重合成連続箱桁における経時挙動の簡易推定法」では,二重合成部における複雑なクリープ・乾燥収縮による影響評価を簡易に推定する方法が提案されています.
福同高速5号線(501工区)では,連続合成開断面箱桁橋が採用されています.さらに合成床版や外面塗装に亜鉛アルミ擬合金溶射を用いることによりライフサイクルコストを提言できる構造となっています.
昨年の建築基準法改正により建築鉄骨の性能確保のため, 新たに組み立て精度と溶接施工の入熱・パス間温度の管理などが要求されています.東京競馬場スタンド改築第1期工事では,入熱・パス間温度管理要領基準の妥当性を確認した溶接施工試験結果が報告されています.
ヨーロッパでは,土木・建築構造物の設計と施工のための欧州基準(Eurocodes)の整備が欧州連合体(EU)で進められています.海外文献紹介では,欧州基準4第2編における合成橋梁の限界状態設計法の考え方について紹介しています.
大阪工場では,部材の大型化,構造の変化および品質要求の変化などにより従来のパネル加工ラインの見直しを行い,新たに箱桁のパネル自動加工ラインを設置し,多様化するニーズへの対応と一層のコスト縮減,品質の向上および安全性の向上を目指しています.
巻頭言 | ”成し遂げたもの、蓄積されたもの”-20年間を振り返って | 漢那肇 | 1 |
特別寄稿 | 合理化桁橋と技術革新 Technical Innovations for Rationalized Steel Girder Bridges |
西村宣男 | 2 |
建築鉄骨を壊さないために構造技術者がなすべきこと Duty of Structural Engineers for Avoiding Fracture of Steel Framed Structures |
豊田政男 | 7 | |
特集 | 技報20年の歩みと21世紀への展望 | 技報編集委員会 | 17 |
論文 | 橋梁のガスト空気力特性に関する研究 | 奥村学 小林紘士 |
27 |
合成桁のスタッドグループ配置に関する研究 | 大久保宣人 石原靖弘 端本勝介 |
35 | |
支承アンカーボルトの必要埋込み長に関する実験 | 宇井崇 石原靖弘 坂本純男 成松亮一 |
41 | |
報告 | 大津呂川橋の設計と施工 -PC床版連続合成2主桁橋- |
坂本純男 大久保宣人 田中啓雅 福田良夫 |
49 |
豊田ジャンクション橋の設計と架設計画 -プレキャストPC床版施工後の一括送り出し架設- |
向台茂 田中伸也 魚井啓次 山崎俊幸 広江誠喜 |
57 | |
新神宮橋の施工 | 安保文博 川上佳史 神野喜美 |
65 | |
夜須川鉄道橋の施工-トラスドランガー桁の一括横取- | 神田敬英 中西博昭 |
69 | |
秋光川橋の外ケーブルによる補強効果確認試験 | 坂本純男 山本正寿 石原靖弘 |
73 | |
Z形継手構造の現場溶接施工試験 -北陸新幹線今町橋梁の実物大試験- |
夏秋義広 黒田尚武 上野康雄 |
79 | |
磯子火力発電所更新工事新1号機発電所本館鉄骨(タービン棟)の製作 | 沼田俊之 米良秀隆 池田勲 長久靖典 平松孝之 小沢淳 |
85 | |
紹介 | 連続合成開断面箱桁橋-福岡高速5号線(第501工区)の概要 | 技術本部 橋梁設計部 |
89 |
KAPシステムの紹介(11)-Linux版 lightKAPの開発- | 技術本部 システム開発部 |
91 | |
BTMの紹介 | 技術本部 橋梁設計部 |
93 | |
ETCガントリーの工事概要 | 技術本部 橋梁設計部 |
95 | |
設備紹介 | 少数主桁対象の大脚長すみ肉溶接装置の開発と適用 -ツインタンデム・高回転アーク溶接法の採用- |
大阪工場 | 97 |
海外文献 | 高性能鋼を有効活用した新しい橋梁システム INNOVATIVE STRUCTURAL SYSTEMS FOR EFFECTIVE UTILIZATION OF HIGH PERFORMANCE STEEL |
海外文献翻訳 グループ |
99 |
寄稿 | Technical Training at Katayama Stratech Corp.Osaka Bridge Design Office | Antony Monda | 104 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 107 | |
20周年記念特集 | 技術年表 | 114 | |
総目次 | 119 |
巻頭言 | 攻守 | 野口彰 | 1 |
特別寄稿 | 鋼コンクリート複合構造橋梁と接合技術 Technology of Steel-Concrete Hybrid Bridges and Structural Connections |
依田照彦 | 2 |
論文 | 建築用大入熱溶接施工法の開発 | 橋田知幸 多田元英 南二三吉 豊田政男 井上一朗 |
9 |
高力ボルト摩擦接合継手の動的すべり試験 | 石原靖弘 小林剛 皆田理 村中昭典 |
21 | |
鋼桁とRC橋脚の接合部に関する基礎的研究 | 大久保宣人 奥村学 石原靖弘 松井繁之 平城弘一 |
26 | |
報告 | 新尾道大橋の設計と施工 | 寺田能通 坂本純男 黒田尚武 長沼健 越村一雄 金子正猪 |
30 |
第二名神高速道路 唐戸川橋の設計と施工 -場所打ちPRC床版を用いた少数主桁橋- |
端本勝介 井原努 坂本純男 米本栄一 川北省二 |
39 | |
九州自動車道 秋光川橋拡幅工事の設計と施工 -外ケーブルを用いた横梁補強工法- |
山本正寿 坂本純男 石原靖弘 林修造 |
45 | |
鷹野橋宇品線(1工区)G4橋上部工の施工 -4径間連続パイプアーチ橋の大ブロック一括架設- |
出田徳央 田中啓雅 |
53 | |
東名高速道路 川崎高架橋他4橋補強工事報告 | 成松亮一 坂本純男 東條國弘 |
58 | |
仮組立省略システムの適用 -山田橋によるシステムの検証- |
魚住学 武島厚志 稲垣吉信 鷲尾敦司 |
64 | |
新潟県総合スタジアム(仮称)の鉄骨製作におけるロボット施工試験 | 沼田俊之 池田勲 西川英勝 藤本茂和 藤生定男 |
68 | |
(仮称)山王共同ビル建設工事の千代田線上部トラス鉄骨製作報告 | 桃川裕一 藤生定男 青木敏三 長瀬谷亮一 |
72 | |
紹介 | 連続合成2主桁橋 大津呂川橋の工事概要 | 技術本部 橋梁設計部 工事本部 工事計画部 |
77 |
合成床版を用いた複合橋 新神宮橋の工事概要 | 技術本部 橋梁設計部 工事本部 工事計画部 |
79 | |
KAPシステムの紹介(10) -フリーソフトの活用について- |
システム開発部 | 81 | |
新しいKIISとネットワークシステム | 管理本部 企画部 |
83 | |
海外調査 報告 |
ダブル合成橋梁・ノイエッティング橋の調査報告 | 坂本純男 | 85 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 91 |
巻頭言 | ものづくりの基本 | 漢那肇 | 1 |
特別寄稿 | 各種床版の疲労現象と耐久性向上への挑戦 -Fatigue Failure Phenomena of Different Decks and Challenges for High Durability- |
松井繁之 | 2 |
論文 | ワイブル応力による建築用大入熱対策鋼の動的破壊靱性評価 | 橋田知幸 南二三吉 豊田政男 |
12 |
吊金具型フランジアタッチメント取付け部の一定振幅疲労実験 -道路橋フランジアタッチメント取付け部の疲労挙動(その2)- |
米本栄一 坂野昌弘 三上市蔵 |
19 | |
矩形断面及び六角断面の揚力方向の空力アドミッタンス | 奥村学 | 24 | |
報告 | 明石海峡大橋の設計と施工 | 大久保宣人 西本哲也 野神秀雄 越村一雄 大江慎一 |
30 |
丸の内オンランプ工区の設計と施工 | 魚井啓次 神田敬英 中西博昭 |
40 | |
夢洲舞洲連絡橋(仮称)の設計 | 松尾昇 山本正寿 |
45 | |
KAP-B・仮組立シミュレーションシステムの適用 -小久川橋によるシステムの検証(第2報)- |
魚住学 森川剛成 |
49 | |
苅安賀高架橋の架設 -5径間連続箱桁2,440TONの一括横取- |
平川峰治 | 53 | |
新中央合同庁舎第2号館の鉄骨製作工事報告 | 北山恭尚 小沢淳 藤生定男 長瀬谷亮一 |
57 | |
町田市民病院第1期増築工事の鉄骨製作 -免震装置を設置した建物- |
北山恭尚 桃川裕一 江口末男 渡来一義 |
61 | |
鉄骨柱,大組立溶接ロボットシステムに関する実物大施工実験 | 上野康雄 橋田知幸 藤平正一郎 越村一雄 |
65 | |
紹介 | 第二名神高速道路 唐戸川橋(鋼上部工)工事の概要 | 技術本部 橋梁設計部 |
71 |
宇品橋(仮称)上部工事の概要 -大ブロック架設を行う4径間連続パイプアーチ橋- |
技術本部 橋梁設計部 |
73 | |
炭素繊維シートによる床版下面補強工事 | 片山エンジニアリング㈱ | 75 | |
KAPシステムの紹介(9) -MakeUpの機能- |
技術本部 システム開発部 |
77 | |
ISO9001 東京工場を追加登録 | 品質管理本部 品質管理部 |
79 | |
海外文献 紹介 |
合成構造を利用した橋梁の維持補修 | 海外文献 翻訳グループ |
80 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 84 |
巻頭言 | 21世紀への助走 | 越村一雄 | 1 |
特別寄稿 | 土木鋼構造物の終局耐震解析法概説 | 宇佐美勉 | 2 |
論文 | 八角形断面柱橋脚の地震時耐荷力に関する実験 -市道高速分岐2号丸の内オンランプ工区上部工事- |
夏秋義広 魚井啓次 |
10 |
複合構造接合部の実験 | 大久保宣人 宇井崇 |
15 | |
広幅員単弦ローゼ桁橋の車両走行振動実験 | 夏秋義広 山口史夫 川谷充郎 |
21 | |
建築鉄骨柱梁接合部を対象とした大入熱自動溶接施工法の開発 | 橋田知幸 藤平正一郎 米本栄一 上野康雄 南二三吉 豊田政男 |
26 | |
報告 | 直接定着方式アンカーボルト引き抜き試験 | 前川英治 | 35 |
KAP-B・仮組立シミュレーションシステムの開発(第2報) -小久川橋によるシステムの検証- |
川上佳史 魚住学 |
42 | |
第二東名高速道路 東海IC高架橋の架設 | 内田昭太郎 | 48 | |
多摩都市モノレールの架設 | 藤井健一 武藤利明 |
53 | |
極厚板・鋼製橋脚のコーナーR部を対象とした現場溶接施工試験 | 西本哲也 栗下健児 |
57 | |
複合ラーメン橋の横構省略可能性に関する解析的検討 | 宇井崇 大久保宣人 |
62 | |
橋梁および建築鉄骨製作におけるアーク溶接自動化・ロボット化の現状と課題 | 越村一雄 藤平正一郎 橋田知幸 |
64 | |
少数主桁橋梁(I桁)を対象とした実物大・溶接施工実験報告 | 上野康雄 宇井崇 藤平正一郎 |
71 | |
紹介 | 新尾道大橋の概要 | 技術本部 橋梁設計部 |
76 |
夢洲舞洲連絡橋(仮称)の概要 | 技術本部 橋梁設計部 |
78 | |
KAPシステムの紹介(8) -データベースアクセス- |
技術本部 システム開発部 |
80 | |
中小支間橋梁の合理化構造の提案 | 技術本部 技術開発部 |
83 | |
ISO9001の認証を取得 | 品質管理本部 品質管理部 |
85 | |
WebProject-片山ストラテックホームページ -最近のWWW技術について- |
技術本部 システム開発部 |
86 | |
設備紹介 | 大阪工場への鉄構ロボット導入 | 大阪工場 | 89 |
海外文献 紹介 |
最近のドイツにおける合成桁の設計と施工 | 海外文献 翻訳グループ |
91 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 95 |
巻頭言 | 阪神・淡路大震災が残してくれたもの | 畠中朗 | 1 |
特別寄稿 | 雲仙普賢岳の火山災害における道路・鉄道の被害と復旧 -橋梁を中心として- |
高橋和雄 | 2 |
論文 | 複合構造隅角部の実験 | 大久保宣人 向台茂 |
10 |
広幅員単弦ローゼ桁橋の振動使用性に関する研究 | 夏秋義広 山口史夫 川谷充郎 |
16 | |
兵庫県南部地震による被害鉄骨仕口部の強度・勒性変化特性 | 橋田知幸 藤平正一郎 南二三吉 豊田政男 |
21 | |
あて板型フランジアタッチメント取付け部の一定振幅疲労実験 道路橋フランジアタッチメント取付け部の疲労挙動(その1) |
米本栄一 坂野昌弘 三上市蔵 |
27 | |
報告 | 岩松橋の設計と施工 | 夏秋義広 山口史夫 森本美智男 福田良夫 |
33 |
小鉾岸川橋の設計と施工 | 大久保宣人 村田幸隆 広江誠喜 |
41 | |
10工区の設計と施工 | 竹野基司 神田敬英 |
49 | |
名港中央大橋の架設 | 今田実 村瀬慎一 山崎俊幸 |
56 | |
JH・東大阪ジャンクションの架設 | 中西博昭 山本正寿 |
60 | |
小申田橋の架設 | 福田良夫 | 65 | |
KAP-B・仮組立シミュレーションシステムの開発 -沢口川橋によるシステムの検証- |
吉森正和 | 68 | |
紹介 | 丸の内工区の概要 | 技術本部 橋梁設計部 |
74 |
KAPシステムの紹介(7) -KAPシステムにおけるパソコン利用- |
技術本部 システム開発部 |
76 | |
広梅橋の架設 | 生産本部 工事一部 |
79 | |
片山エンジニアリングの紹介 | 片山エンジニアリング㈱ | 82 | |
海外文献 紹介 |
スカンジナビア・リンクの海峡連絡橋 -グレートベルト橋およびオーレスン橋- |
海外文献 翻訳グループ |
84 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 90 |
巻頭言 | 技術力の向上により当社の発展を | 佐々木賢一 | 1 | |
震災特集 | 特別寄稿 | 兵庫県南部地震の恐るべき破壊力と耐震補強の緊急性 | 家村浩和 | 2 |
地震と建築構造物 | 中込忠男 | 12 | ||
論文 | 鋼製橋脚の耐震設計 | 宇井崇 端本勝介 |
21 | |
報告 | 兵庫県南部地震の震災復旧 | 舟槻博之 橋田和幸 |
27 | |
神戸新交通ポートターミナル駅災害復旧工事 | 東条国広 | 31 | ||
六甲ライナー住吉駅復旧工事 | 尾西健治 | 35 | ||
地震力を受けた高力ボルト継手の特性 | 石原靖弘 夏秋義広 中野信二 |
38 | ||
海外文献紹介 | ノースブリッジ地震で鋼はなぜこわれたか | 海外文献 翻訳グループ |
42 | |
論文 | 構造用の鋼の高能率エレクトロスラグ溶接金属の靱性向上に関する研究 | 畠中朗 藤平正一郎 米本栄一 菊池靖志 松田福久 |
47 | |
せん断力の影響を考慮した道路橋垂直補剛材取付け部の疲労強度評価 | 米本栄一 | 57 | ||
鋼斜張橋とPC斜張橋の特性比較 | 夏秋義広 | 64 | ||
報告 | 名港中央大橋の耐荷力解析 | 小林茂 | 68 | |
名港中央大橋 主桁の製作・地組立 | 北山恭尚 前川富夫 守武輝忠 |
78 | ||
全日本空輸株式会社 関西国際空港第一号格納庫の工事概要 | 樋口嘉一 橋田和幸 久留島正二 |
84 | ||
巨摩橋の架設 | 中浜博 | 88 | ||
JH・東大阪ジャンクションの計画 | 小林茂 山本正寿 出田徳央 |
92 | ||
紹介 | 岩松橋架換工事の概要 | 技術本部 橋梁設計部 |
96 | |
橋梁生産システム「KAP-B」の開発 | 技術本部 | 98 | ||
設備紹介 | 鉄骨仕口部の立向エレクトロガスアーク溶接装置の実施工への適用 | 生産本部 大阪工場 生産技術開発部 |
100 | |
紹介 | KAPシステムの紹介(6) -3次元図形データの表現- |
技術本部 鉄構システム開発部 |
102 | |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 105 |
巻頭言 | 科学技術と感性 | 小林治郎 | 1 |
特別寄稿 | 橋のリスク工学をめざして -Introduction to Risk Engineering for Bridge Structures- |
三木千壽 | 2 |
論文 | 連続桁RC床版の打設順序決定問題への遺伝的アルゴリズムの適用 | 夏秋義広 向台茂 |
8 |
曲り梁円筒フランジの耐荷力に関する実験的研究 | 赤松洋一 坂本純男 |
14 | |
引張力が作用する摩擦接合継手の孔引有効断面に関する実験的研究 | 石原靖弘 大田隆三 皆田理 |
20 | |
大入熱工法・エレクトロスラグ溶接金属の靱性向上に関する研究(第4報) | 畠中朗 藤平正一郎 米本栄一 松田福久 |
25 | |
報告 | 名港中央大橋 主塔の設計と製作 | 前川英治 前川富夫 米本栄一 |
33 |
名港中央大橋 主桁およびケーブルの設計 | 小林茂 | 42 | |
淀川橋梁の製作と架設 | 森本美智男 尾西健治 |
49 | |
近木川橋梁の施工 | 坂本純男 村田幸隆 中西博昭 |
55 | |
東京国際空港新B進入灯 -防錆に対するアルミニウム溶射と台船一括架設- |
大田隆三 広田邦夫 大西輝夫 |
61 | |
東方端(その1)工区上部工事の工事報告 | 村瀬慎一 | 68 | |
鋼管柱における自動溶接ロボット施工事例 -中国電力広島計算センター- |
藤田忠正 平井充 橋田和幸 |
72 | |
寄稿 | A Report about Technical Training at Katayama Stratech Corp. in Osaka |
Burguete Fenollosa | 78 |
紹介 | OJ12工区(1-1)上部,橋脚工事 | 橋梁設計部 | 80 |
KAPシステムの紹介(5) -構造システムとのリンケージ- |
鉄構 システム開発部 |
82 | |
工事紹介 | 東京工場S類認定さる | 東京工場 | 85 |
赤穂工場・大ブロックの浜出し続く | 赤穂工場 | 87 | |
設備紹介 | 大型フェーシングマシンの改造 | 大阪工場 | 89 |
自走式R面取り装置 | 大阪工場 | 90 | |
海外文献紹介 | 将来のインフラ技術と新材料 -強化プラスチックを用いたAberfeldy橋- |
海外文献 翻訳グループ |
91 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 96 |
巻頭言 | 橋梁技術の将来に向けて -施工の合理化,省力化- |
長井和志 | 1 |
特別寄稿 | 同調質量ダンパー(TMD)に関して -最近の成果をまじえて- |
藤野陽三 | 2 |
論文 | 複合斜張橋の鋼・コンクリート桁接合部の多目的最適設計 | 夏秋義広 | 11 |
大入熱工法・エレスラ溶接金属の靱性向上に関する研究(第3報) | 畠中朗 藤平正一郎 菊池靖志 松田福久 |
19 | |
半剛結骨組構造における有効座屈長に関する一考察 | 中平進夫 | 26 | |
報告 | 東京湾横断道路P2橋脚の設計と施工 | 前川英治 北山恭尚 西本哲也 |
35 |
小形山橋梁の設計および製作 -ニールセン・ローゼ形式リニア鉄道橋- |
山口史夫 今田実 森本美智男 |
44 | |
梶橋(方杖ラーメン橋)の設計と施工 | 石原靖弘 小林茂 村田幸隆 東条国広 |
53 | |
1242工区隅角部のFEM解析 | 西川敏明 | 62 | |
淀川橋梁の設計 -ニールセン・ローゼ形式モノレール橋- |
中村胤光 | 67 | |
柳瀬1号橋の架設 | 福田良夫 | 73 | |
紹介 | 明石海峡大橋補剛桁工事の概要 | 橋梁設計部 | 77 |
名港中央大橋の概要 | 橋梁設計部 | 80 | |
羽田沖進入灯の概要 | 橋梁技術部 | 82 | |
東京湾横断道路橋梁上部工I工事の概要 | 橋梁技術部 | 84 | |
赤穂工場 | 製造技術部 | 86 | |
KAPシステムの紹介(4) -溶接ロボットとの連動について- |
鉄構システム開発部 | 88 | |
設備紹介 | 仕口立向エレガス溶接装置 | 大阪工場 | 90 |
パネルNC溶接装置 | 大阪工場 | 91 | |
海外文献紹介 | ノルウェーのフローティング・ブリッジ | 海外文献 翻訳グループ |
92 |
随想 | 講義ノートの片隅から | 西脇威夫 | 97 |
トピックス | KAPショー開催 -’93鉄構技術展への出展報告- |
鉄構システム開発部 | 100 |
工事紹介 | 橋梁・鉄構 | 102 |
巻頭言 | 新たな一歩を踏み出す | 今林連 | 1 |
特別寄稿 | 鋼構造の座屈現象 | 米澤博 | 2 |
論文 | 長大吊橋を対象とした補剛トラス弦材の実物大パイロットメンバー施工試験 | 内田昭太郎 藤平正一郎 北山恭尚 西本哲也 |
9 |
高力ボルト摩擦接合継手の信頼性 | 石原靖弘 | 18 | |
曲線部材における溶接残留応力の簡易推定式 | 赤松洋一 坂本純男 |
23 | |
大入熱工法・エレスラ(ES)溶接金属の靱性向上に関する基礎的研究(第2報) | 畠中朗 藤平正一郎 松田福久 菊池靖志 |
28 | |
ファジィ理論の橋梁架設工事の工程計画への適用 | 夏秋義広 | 36 | |
シビックデザインについて -特に橋梁景観の現状と課題- |
舟槻博之 城戸一郎 |
40 | |
報告 | 明石海峡大橋4Aケーブルアンカーフレーム工事の設計と製作 | 今田実 石原靖弘 北山恭尚 |
49 |
市道高速分岐2号明道工区上部工事の設計 | 小林茂 | 59 | |
長野自動車道滝ノ沢橋の設計と施工 | 舟槻博之 大久保宣人 林修造 |
65 | |
1242工区高架橋上部工の設計と製作 | 西川敏明 西本哲也 |
76 | |
大阪モノレール鋼軌道桁建設工事(金坂工区) -横移動・回転を伴う架設工法- |
浜田和美 | 81 | |
饒波川橋の架設 | 出田徳央 | 87 | |
紹介 | KAPシステムの紹介(その3) -3次元模擬加工について- |
鉄構システム開発部 | 92 |
リニア,小形山架道橋上部工工事の概要 | 橋梁設計部 | 97 | |
モノレール淀川橋梁(ニールセン)の概要 | 橋梁設計部 | 99 | |
設備紹介 | ダイヤフラム・溶接ロボット装置 | 大阪工場 | 101 |
板継ぎ片面溶接ロボット | 大阪工場 | 102 | |
I型自動溶接装置 | 大阪工場 | 103 | |
海外文献紹介 | カラトラバの構造美 | 海外文献 翻訳グループ |
104 |
工事紹介 | 橋梁・鉄骨 | 112 | |
CI紹介 | 社名変更と新マーク制定について | CI推進委員会 | 118 |
巻頭言 | さらなる飛躍のために | 小澤健作 | 1 |
特別寄稿 | 鋼橋の最近の話題 | 福本ゆう士 | 2 |
座談会 | 明日への一歩 -21世紀へ向けての技術展望- |
8 | |
論文 | 変動張力を受けるケーブルの動的安定性 | 夏秋義広 高橋和雄 |
14 |
大入熱工法・溶接部の靱性特性に関する基礎的研究 | 藤平正一郎 畠中朗 松田福久 |
23 | |
鋼製橋脚摩擦接合継手の設計法に関する実験的研究 | 石原靖弘 | 31 | |
Vibration of Beams with Varying Cross Sections by the Stodola-Newmark Method |
中平進夫 小澤健作 水沢富作 |
37 | |
報告 | 市道高速2号東片端(その2)工区上部工事の設計 -Y型橋脚を有する立体ラーメン高架橋- |
夏秋義広 竹野基司 |
43 |
八田原大橋(2径間連続斜張橋)の施工 | 東条国広 石原靖弘 |
52 | |
大阪モノレール軌道橋(金坂工区)の製作 | 村田幸隆 西本哲也 |
59 | |
引湯管付替3工区吊橋橋(宇奈月)工事 | 村瀬慎一 石原靖弘 |
63 | |
高石工区(連続曲線鈑桁)の大ブロック一括架設 | 森本美智男 西本哲也 |
66 | |
紹介 | KAPシステムの紹介(その2) | 鉄構システム開発部 | 69 |
明石海峡大橋4Aケーブルアンカーフレーム工事の概要 | 橋梁業務部 | 73 | |
1222工区アンカレイジ上屋鉄骨構造新築工事の概要 | 橋梁業務部 | 74 | |
設備紹介 | 鈑桁・スティフナー自動組立装置 | 本社工場 | 76 |
コラム・ツイン溶接ロボット | 本社工場 | 77 | |
スティフナー糸面取り装置 | 本社工場 | 78 | |
多層盛・簡易自動溶接装置 | 本社工場 | 79 | |
門型・タンデム板継溶接装置 | 本社工場 | 80 | |
海外文献紹介 | Altmuhl谷とSulz谷の間にあるマイン-ドナウ運河上の新しい橋梁 | 海外文献 翻訳グループ |
81 |
工事紹介 | 橋梁・鉄骨 | 89 |
巻頭言 | 記念号発刊に際して | 金子豊 | 1 |
10周年 記念特集 |
祝辞 | 成岡昌夫 | 2 |
祝辞 | 五十嵐定義 | 3 | |
祝辞 | 中井博 | 4 | |
技報10年を振り返って | 技報編集委員会 | 5 | |
座談会 -21世紀へ向けての将来展望- |
10 | ||
特別寄稿 | 土木工学の新しい展開に向けて | 渡邊英一 | 16 |
論文 | 面内変動せん断力を受ける長方形板の動的安定性 | 夏秋義広 高橋和雄 |
24 |
厚鋼板・溶接継手の自然欠陥に対する超音波自動探傷試験 | 内田昭太郎 藤平正一郎 堀川浩甫 |
30 | |
Newmarkの数値計算法の拡張によるアーチの振動解析 | 中平進夫 | 35 | |
高力ボルト摩擦接合継手の経年耐荷力 | 石原靖弘 | 45 | |
報告 | 二番橋(仮称)の設計と施工 -斜めハンガーを有する自碇式吊橋- |
中平進夫 西本哲也 野神秀雄 |
51 |
生口橋塔の製作と地組立 | 上泉幸雄 北山恭尚 浜田和美 村田幸隆 |
64 | |
梅町橋梁(V脚ラーメン橋)の耐荷力解析 | 小林茂 | 73 | |
梅町橋梁の製作と地組立 | 藤平正一郎 田中啓雅 村田幸隆 |
80 | |
関西国際空港連絡橋の架設 -3径間連続ダブルデッキトラス橋- |
魚井啓次 | 88 | |
関西国際空港連絡橋の設計と施工 -3径間連続箱桁橋- |
中村胤光 大田隆三 |
94 | |
汐見工区の設計と施工 -コーナーに曲率を付けた鋼製橋脚- |
舟槻博之 城戸一郎 北山恭尚 |
105 | |
阪神高速道路西長堀工区の設計 | 山口史夫 竹野基司 中平進夫 |
112 | |
仲尾次高架橋上部(その2)工事 -全旋回式トラベラークレーンによる片持架設- |
川島孝 | 121 | |
4面プレートボックス・自動製作ラインの適用結果報告 | 畠中朗 藤平正一朗 北山恭尚 |
124 | |
設計資料 | モノレール構造物の設計要領 | 橋梁設計部 | 132 |
紹介 | KAPシステムの紹介 | 鉄構システム開発部 | 140 |
統合管理情報システム(KIIS)の概要 | システム技術部 | 144 | |
市道高速2号東片端(その1)工区上部工事 -Y型橋脚を有する立体ラーメン高架橋- |
橋梁技術開発室 | 148 | |
設備紹介 | NC超硬1軸高速孔明機 | 本社工場 | 151 |
ウェブのひずみ矯正装置 | 本社工場 | 152 | |
海外文献紹介 | 斜張橋の架設 -“Schragseilbrucken”より |
海外文献 翻訳グループ |
153 |
工事紹介 | 橋梁・鉄骨 | 159 | |
10周年記念特集 | 技術年表 | 165 | |
総目次 | 170 |
巻頭言 | 技術の開発 | 菊井正三 | 1 |
特別寄稿 | 合成構造物の研究・開発の勧め | 中井博 | 2 |
論文 | 構造部材の非線形振動 -非線形振動への誘い- |
夏秋義広 高橋和雄 |
12 |
可搬式溶接ロボットの開発と適用(第3報) | 畠中朗 藤平正一郎 |
18 | |
鋼管貫通形球継手からなるトラス接合部の耐力と合成に関する実験 | 穂積重臣 近藤史朗 |
25 | |
曲り梁の溶接残留応力に関する実験的研究 | 赤松洋一 坂本純男 前川富夫 |
32 | |
報告 | 関西国際空港連絡橋の製作と地組立 | 井上達雄 北山恭尚 |
37 |
東別院現場架設と応力測定 -荷重バランス工法による連続曲線箱桁橋の分割施工- |
西川敏明 大坂屋博 |
44 | |
首都高速BY工区の設計 | 今田実 | 52 | |
長岡市民体育館新築工事 | 新子光也 | 60 | |
紹介 | 生口橋塔の工場製作状況 | 本社工場 製造技術部 |
65 |
阪南丘陵ベルトコンベアー橋の概要 | 橋梁設計部 | 66 | |
海田大橋取付橋の概要 | 橋梁設計部 | 67 | |
西長堀出入路鋼製橋脚工事の概要 | 橋梁設計部 | 69 | |
八田原大橋(2径間連続斜張橋)の概要 | 橋梁設計部 | 70 | |
二番橋(2径間連続自碇式吊橋)の概要 | 橋梁設計部 | 73 | |
幕張メッセ | 東京工場 生産管理課 |
74 | |
岩手武道館大道場 | 東京工場 生産管理課 |
75 | |
長楽寺大仏殿 | 本社工場 生産管理部 |
76 | |
花博フローラ・キャビン・ライナー走行路 | 本社工場 生産管理部 |
77 | |
設備紹介 | 4面プレートボックス(シャフト)・自動製作ライン | 本社工場 技術開発室 |
79 |
システム紹介 | 統合管理情報システムの計画概要 | システム技術部 | 81 |
KAPシステム(鉄骨構造物CAMシステム)における 模擬加工簡易言語(ボーンコマンド)について |
鉄構システム開発部 | 82 | |
海外文献紹介 | 耐候性構造用鋼を用いた橋梁に対する経験 | 海外文献 翻訳グループ |
85 |
トピック | Scheer教授当社を視察 | 90 | |
工事紹介 | 橋梁・鉄骨 | 91 |
巻頭言 | 橋梁の美 | 大西満 | 1 |
特別寄稿 | 安全性について | 山田善一 | 2 |
論文 | 構造物の動的安全性 -そのアプローチ法と橋梁構造への応用- |
夏秋義広 高橋和雄 小西保則 |
7 |
可搬式溶接ロボットの開発と適用(その2) | 藤平正一郎 大門剛 松田朝康 |
16 | |
作表形式計算法によるトラスの解析 -ニューマークの数値計算法の拡張- |
中平進夫 | 26 | |
報告 | 高速大黒大橋(仮称)の設計と施工 | 中村胤光 大田隆三 藤平正一郎 井上達雄 |
33 |
生口橋塔の設計 | 山口史夫 | 47 | |
関西国際空港連絡橋の設計 -3径間連続ダブルデッキトラス橋- |
魚井啓次 中村胤光 |
55 | |
梅町橋梁の設計 | 城戸一郎 小林茂 |
62 | |
荷重バランス工法による曲線箱桁橋の分割施工 -東別院(その1)工区工事報告- |
西川敏明 上泉幸雄 |
70 | |
道路橋の振動および疲労に関する検討 -責第二橋の設計- |
川口一志 舟槻博之 |
76 | |
高石工区の設計と施工計画 -大ブロック一括架設を行う連続桁の設計- |
西本哲也 中平進夫 |
82 | |
鷹角第2打当川B(Td・Gd)架設工事報告 | 本多伸次 神野正弘 |
91 | |
神戸新交通住吉駅の架設 | 尾西健治 大坂屋博 |
95 | |
本四公団岡山管理局舎パラボラアンテナ鉄塔工事 | 森川剛成 岩淵寿次 幸田寿夫 |
100 | |
多径間連続2層式高架橋の設計 -首都高速道路YC214(2),YC215(1)工区- |
今田実 | 106 | |
技術ノート | DIN規格による高力ボルト接合の計算 | 赤松洋一 石原靖弘 |
110 |
紹介 | 木津川新橋の概要 | 橋梁設計部 | 114 |
関空連絡橋(箱桁)の概要 | 橋梁設計部 | 116 | |
EWS版KAP:AS3000システム | 鉄構システム開発部 | 117 | |
設備紹介 | 大型フェーシングマシン | 本社工場 | 124 |
海外文献紹介 | 斜張橋の塔 | 海外文献 翻訳グループ |
125 |
特別講演 | 橋梁製作の自動化に関連して | 堀川浩甫 | 131 |
工事紹介 | 橋梁・鉄骨 | 136 |
巻頭言 | 日本の風土と企業体質 | 橋本峯一 | 1 |
特別寄稿 | 鋼橋の設計とコンピュータ | 伊藤鉱一 | 2 |
論文 | 曲げを受ける鋼箱桁の終局強度実験 | 赤松洋一 中村胤光 |
7 |
可搬式溶接ロボットの適用に関する研究 | 藤平正一郎 北山恭尚 藤本茂和 |
13 | |
報告 | ふれあい橋の設計と施工 | 夏秋義広 竹野基司 坂本純男 出田徳央 |
22 |
榎木橋上部工の設計と施工 | 夏秋義広 浜田和美 |
29 | |
与島高架橋Dランプ上部工の設計と施工 -高橋脚を有する5径間連続曲線箱桁橋- |
石原靖弘 松浦高明 吉田政雄 |
38 | |
高砂工区6径間連続鈑桁の設計と施工 | 西本哲也 村田幸雄 東条国広 |
47 | |
久宝寺南高架橋の施工 -溶融亜鉛めっき橋- |
山口史夫 岩淵寿次 川島孝 |
55 | |
坂出北インターチェンジ橋の設計と施工 | 城戸一郎 内田昭太郎 林修造 |
63 | |
無塗装橋梁「宮ノ谷橋」の5年間追跡調査結果 | 梅下恭助 今田実 |
69 | |
下津井瀬戸大橋補剛桁の塗装と輸送 | 大田隆三 東勝彦 守武輝忠 松田一正 |
73 | |
立体横断歩道橋の景観設計 -高島平・前谷津川歩道橋- |
竹野基司 川口一志 |
80 | |
設備紹介 | バロース・GC1450EWS | 本社製造設計課 | 84 |
8電極門型自動溶接装置 | 本社製造技術課 | 86 | |
橋梁主構NC穿孔専用機 | 本社品質保証課 | 87 | |
平林工場 | 本社製造技術部 | 88 | |
紹介 | KAPにおけるグラフィックシステム | 技術開発部 | 89 |
空港連絡橋の概要 | 橋梁営業部 | 92 | |
海外文献紹介 | 斜張橋主構造の設計 -“Schragseilbrucken”より- |
海外文献 翻訳グループ |
93 |
寄稿 | A Report about Technical Training at Katayama Iron Words,Ltd. in Osaka |
Ewad Kufner | 101 |
工事紹介 | 橋梁・鉄骨 | 103 |
巻頭言 | 思いつくままに | 佐伯禮行 | 1 |
特別寄稿 | 斜張橋の最近の話題に関連して | 伊藤学 | 3 |
論文 | ニューマークの数値計算法による板構造の振動解析 | 成岡昌夫 小沢健作 中平進夫 |
8 |
プレートガーダ腹板摩擦接合継手の特性に関する研究 | 西村昭 小林秀恵 石原靖弘 |
19 | |
報告 | 下津井瀬戸大橋補剛桁の設計 | 川上佳史 | 29 |
下津井瀬戸大橋補剛トラスの製作(その3) | 畠中朗 梅下恭助 北山恭尚 |
38 | |
鋼製橋脚(角形)の現場溶接(その2) | 穂積重臣 野口彰 藤平正一郎 高浜洋一 |
50 | |
番の州高架橋の設計と製作 | 内田昭太郎 舟槻博之 黒岩孝二 |
61 | |
新吉野川大橋の架設工事 -鋼床版箱桁の現場溶接- |
穂積重臣 藤平正一郎 川島孝 夏秋義広 |
71 | |
ダブルデッキトラス橋の架設計画 | 井上達雄 | 82 | |
畑尻橋の架設工事 | 神野正弘 川口一志 |
87 | |
紹介 | 本社工場レイアウトの紹介 | 本社工場製作部 | 93 |
モノレール構造物の紹介 | 橋梁設計部 | 95 | |
海外文献紹介 | 橋梁の補修について | 海外文献 翻訳グループ |
98 |
工事紹介 | 橋梁・鉄骨 | 105 |
巻頭言 | 書くことのすすめ | 金子豊 | 1 |
特別寄稿 | 初等構造力学を,もう一度,よく見直そう | 成岡昌夫 | 2 |
下津井瀬戸大橋補剛トラス製作に関する報告(その1) | 穂積重臣 北山恭尚 明石晴仁 |
5 | |
下津井瀬戸大橋補剛トラス製作に関する報告(その2) | 畠中朗 梅下恭助 藤平正一郎 |
17 | |
曲線鋼床版の変形特性と耐荷力に関する実験 | 小沢健作 赤松洋一 |
25 | |
ノート | 変断面ばりにおける格間の断面二次モーメントの計算に対する一考察 | 中平進夫 | 30 |
日守大橋の設計と施工 | 夏秋義広 | 33 | |
鋼製橋脚(角形)の現場溶接(その1) | 高浜洋一 明石晴仁 |
38 | |
土讃線第4穴内川B鉄けた架設工事報告 | 出田徳央 | 46 | |
国鉄真間川橋の架設工事報告 | 井上達雄 | 50 | |
本四橋関連の装置紹介 | 本社工場製作部 技術開発部 |
54 | |
特許および実用新案の紹介 | 技術開発部 | 55 | |
電算システム紹介 | ACOS430/20およびDS600システム | システム検討委員会 技術開発部 |
56 |
モノレールの 構造物紹介 |
千葉都市モノレール山の手線 | 橋梁設計部 | 58 |
海外文献紹介 | FehenheimとRumpenheim間のマイン河橋梁 | 海外文献 翻訳グループ |
60 |
工事紹介 | 橋梁・鉄骨 | 64 |
巻頭言 | 技術と人間 | 瀬良茂 | 1 |
パソコンによる変断面梁・柱の解析プログラム | 中平進夫 | 2 | |
補剛材用ツイン接装置の開発と適用 | 藤平正一郎 北山恭尚 玉置光男 |
8 | |
曲線鋼箱桁の変形特性と耐荷力に関する実験(第二報) | 小沢健作 赤松洋一 |
13 | |
鋼床版現場溶接にともなう腹板高力ボルト拘束力に関する調査 | 小島鉄也 由佐禎男 夏秋義広 |
18 | |
門崎高架橋工事報告(第二報)-輸送・架設- | 野口彰 出田徳央 |
22 | |
門崎高架橋工事報告(第三報)-検査車- | 畠中朗 梅下恭助 |
30 | |
上賤母橋上部工架設工事報告 | 松永祐三 | 35 | |
首都高速道路・早稲田出路上部工架設工事報告 | 野口彰 高浜洋一 |
39 | |
新交通システムの構造物紹介 | 44 | ||
海外文献紹介 | 新Tjorn橋 | 外国文献 翻訳グループ |
46 |
工事紹介 | 橋梁・鉄骨 | 51 |
巻頭言 | 技術の生産 | 緒方司 | 1 |
特別寄稿 | 橋梁診断雑録 | 西村昭 | 2 |
曲線鋼箱桁橋の変型特性と耐荷力に関する実験 | 小沢健作 赤松洋一 |
8 | |
門崎高架橋工事報告(第一報)-設計・製作- | 内田昭太郎 梅下恭助 |
14 | |
門崎高架橋鋼床版の現場溶接 -マイコン制御サブマージアーク自動溶接装置の適用- |
柴田泰 玉置光男 明石晴仁 |
23 | |
随筆 | 西田橋 | 緒方司 | 31 |
東大阪ジャンクション工事報告 -メッキ桁の施工- |
上泉幸雄 舟槻博之 田辺正次 |
33 | |
’56豪雪と架設工事 -関越自動車道 塩殿橋 |
井上達雄 | 38 | |
海外文献紹介 | RegensburgとSchwabelweis間のドナウ河橋 | 外国文献 翻訳グループ |
41 |
特許工法の紹介 | 技術開発部 | 45 | |
電算システムの紹介 | 技術開発部 | 47 | |
鋼構造物のスプライスプレートの自動加工 | 小島英嗣 前野健 |
49 | |
工事紹介 | 橋梁・鉄骨 | 51 |
巻頭言 | 資源の消費から蓄積へ | 田中五郎 | 1 |
玉蔵橋載荷試験 | 小沢健作 由佐禎男 岡村公司 |
2 | |
BOX断面部材のかど継手溶接の自動制御 | 柴田泰 玉置光男 明石晴仁 |
10 | |
CADシステムプログラムへの最適化手法の適用 | 中平進夫 | 22 | |
鉄骨構造物のCAMシステム | 柴田泰 小野凱久 松浦和則 |
31 | |
海上作業足場 | 小沢健作 赤松洋一 夏秋義広 |
39 |
巻頭論文 | 過去の鋼橋の事故を顧みて | 奥村敏恵 | 1 |
「片山技報」発刊に際して | 柴田泰 | 11 | |
本四連絡橋を対象としたトラス弦材かど継手溶接実験 | 柴田泰玉置光男藤平正一郎明石晴仁 | 12 | |
サブマージアーク溶接の熱サイクル | 藤平正一郎明石晴仁 | 30 | |
任意形骨組構造物の応力解析プログラム(SPACER) | 中平進夫 | 32 | |
手延式架設工法の応力照査プログラム(BEAMIP) | 中平進夫 | 43 | |
各種溶接法の溶接ビード止端部形状の調査 | 玉置光男小島鉄也 | 45 | |
開先巾に誤差のある溶接継手の自動溶接法 | 小田辰春 | 49 |